陰影が映えるショットが印象的なノワール・タッチのサスペンスで、退廃的で悲劇の渦に巻かれる人物たちの哀れさがどこか滑稽で、笑えないけど面白い。
年上の男に色気振りまいて金を搾り取ろうとする女とその荒…
フィルムノワールでは1番好きかも、「深夜の告白」では激渋イケオジだったエドワードgロビンソンが、見た目通りの冴えない勘違いオッサンを演じてます。
死ぬことすら許さず、1番残酷な終わらせ方を選んだこと…
ヤバい!!
あることがきっかけでおこるように「みえる」事件の連続。それらの因果関係は全てが終わってからしか繋げれない。事件の原因、はない。すべてはそうなる。運命。これが。
キャー!
おどおどしてる…
どの作品を見ても、フリッツラングは映画が撮るのが上手いなあと当たり前のことを感じさせてくれる監督の一人。
極悪人やギャング役が多いエドワード・G・ロビンソンがこの作品では情けなく冴えない初老の男性…
ジャン・ルノワールが監督した『牝犬』(1931年)の冴えない中年男というモチーフは、フリッツ・ラングが監督した『M』(1931年)と親和性が高いように感じられ、いずれも大好きな作品。その『牝犬』をフ…
>>続きを読む人間の醜いところが詰まってた。
最初クリスがかわいそうだな〜と思ってみてたけど、結局自分のことしか考えられない哀れな登場人物達だった。
ラストにかけての盛り上がりが本当にすごかった。肖像画が出てきて…