最後の人に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『最後の人』に投稿された感想・評価

3.3

高級ホテルのドアマンの悲哀を描いた作品。
無字幕に近い作品なのでストーリーは単純明快。
将軍のような立派な制服に誇りを持って働いていた老齢のドアマンが体力の衰えを支配人に見咎められ、トイレの給仕係に…

>>続きを読む

高級ホテル「アトランティック」でドアマンとして働く主人公。立派な制服に身を包み、堂々とした口ひげをたくわえ、陽気な笑顔で客を迎えていたがある日、重いスーツケースを降ろすのに四苦八苦しぐったりと休んで…

>>続きを読む
ホテルのドアマンのおじさんのおはなし
なぜかその制服に執着する、
初めてハンディカメラが使用されたそうだ
主演のエミールヤニングスは20年代の人気者

ドイツ映画の鬼才F.W.ムルナウ監督作。大都会の豪華ホテルで自身の仕事に誇りを持つ老人ポーターが業務でヘマをしてトイレ係に配置換えされ屈辱的な扱いを受ける人情悲劇。

『PERFECT DAY』の役…

>>続きを読む

映像が途端に進化しててビビる。あんだけ文字が多かった作品をずっと撮ってて、突然の方向転換。Wikiによると元祖povショットらしいな。あとメトロポリスの目よりも先に口で同じことをやってる。まあ割とキ…

>>続きを読む
3.8

約100年前の映画だが泥酔・幻覚・夢シーンでのあの画面のぼやかし方は唯一無二だろう。テクニック面はもちろん、エミール・ヤニングスの怪演と衝撃的なオチを含めてとんでもないマスターピースであることは間違…

>>続きを読む

このレビューはネタバレを含みます

エレベーターショット
かきわりのアパート
鏡越し
窓越しのトラックアップ
回転ドアのすれ違い
文字のボケ
大胆な先行するトラッキング
ホテルからトラックダウン
過剰な展開
倒れるホテル
酔いの主観

>>続きを読む
荊冠
4.0

ノスフェラトゥから2年後のムルナウ作品。
映像の革新性はそこまでないが、老人の行く末の悲哀が本作を名作たらしめている。
後付けのハッピーエンドは確かに蛇足だったが、本来のエンドがあまりに悲しすぎて、…

>>続きを読む
kazoo
4.0

ベルリンの豪華ホテルで働く老ドアマンが、ある出来事をきっかけに新たな役割を担うことになる物語を描く。彼の変化とそれに伴う葛藤を軸につづる。この映画は、無声映画でありながら、最後の一巻を除いて1枚の会…

>>続きを読む
R
3.5
扉やら窓やらをバタバタと開閉するアクションが面白くて回転扉を静止する動きにドキッとした

あなたにおすすめの記事