ストライク・アップ・ザ・バンドの作品情報・感想・評価

「ストライク・アップ・ザ・バンド」に投稿された感想・評価

開始1時間後までは学園ものなのだが、次に来る舞台場面がわりと長いため、気分が一新されるというもりだくさんな構成。
そして終盤の30分強にはドラマが詰め込まれ、大団円を迎える。

バークレイはスターを迎えた監督作において、得意のショットを使用しないのだろうか?
ただしエキストラは大量で、その交差を巧みに操作した群舞には、彼らしさも漂う。
ラテンの楽曲を使用するダンスはやや難易度が高く、演者全員が苦心しているように見えなくもなかった。

ミッキー・ルーニーの主演作をきちんと観たのは初めてだが、子役ならではの屈託のなさ、そして「やれることは、たとえバカに見えたとしても、全部やる」というエンターテインメント精神に感動した。
躁状態のパフォーマンスにはドラッギィな魅力があり、黒人文化からの影響も感じられる。

本作の内容を現代に置き換えれば、ダンスユニット或いはバンドなどのメディアが該当するのだろうが、「本来はジャズ楽団のドラマー。でもリーダーは指揮棒も振らなくてはならない」という、当時の複雑な役割分担が見えてくる。
2014/12/27 ~ 2015/01/30
映画史上の名作12
この映画に出てくる曲はいいものが多いのに何でDVDはメジャーじゃないのか。ミッキールーニー×ジュディのコンビって似合ってるね
Jnhgtr

Jnhgtrの感想・評価

5.0
ジュディ・ガーランドにくわえ、人間ここまで機敏に動けるものなのかと驚嘆のミッキー・ルーニーだけでなく、他の役者も出てくる人すべてがいい。あと、フォーミー・アンド・マイギャルでも思ったのだが、バスビー・バークレーはなぜドラマ部分の演出もこんなにバカみたいに上手いのか。母と子のシーンなど普通に泣く。ミュージカルもべつにマスゲーム的なのじゃなくても圧倒的。40年ということでアメリカ参戦の世論をつくるという目的もラスト少し垣間見える。そもそも冒頭とラストを考えると、アメリカ国歌の自分たち独自のアレンジをつくる話でもある。
バスビー・バークレー監督による日本未公開作。
バークレーらしい演出はないが、ダンスバンドとして
ポール・ホワイトマン楽団が登場。
ホワイトマン本人も主要人物のひとりで出演。
holly

hollyの感想・評価

3.6
高校のダンスバンドが、シカゴで開催されるポール・ホワイトマン主催のコンテストに参加するため200ドル集めるドタバタを様々なミュージカルシーンを織り交ぜながら追う青春ドラマ。
バンドリーダーのジョーをミッキー・ルーニーが、ボーカルのメアリーをジュディ・ガーランドが演じており、いわゆる“裏庭ミュージカル”シリーズの一つです。

若きミッキー・ルーニーがとにかく溌剌としてハジけまくっていて、そのお陰かかなりテンポ良く進む印象。劇中劇だけ少し長く感じたくらいで、すこぶる順調。
呆れるほど鈍感かつ単純なジョーに淡い恋心を抱いているメラニーがとにかく可愛い。ジュディは1940年公開の本作ではまだあどけない少女キャラでした(42年公開のFor Me and My Gal ではぐっと大人びているので2年でここまで違うものかと驚きです)
主演の2人以外にも、軟体少女の転校生バーバラなど少々キャラの濃すぎる脇役も多く隅々まで楽しめます◎

ミュージカルナンバーはメインタイトルのStrike up the band よりも、Our Love affair と Drummer boy がオススメ。前者は可愛らしいバラード、後者はビッグバンドジャズでジュディのパワフルな歌声とルーニーの芸達者ぷりが堪能できてたのしい。
最後はもちろんハッピーエンド、バスビー・バークレーによるメンバー総出演の豪華なフィナーレは圧巻です!
15.1.29@シネマヴェーラ渋谷〈映画史上の名作12〉

ジミーの表情の豊かなこと。機転が利いた掛け合いと、ミュージカルの滑稽さが良い。図書館のシーンが、最後のカメラワークと合わせて印象に残った。
一回見たあと、学園祭でジュディガーランドが歌声を披露するところまでもう一回見る。