『シルビアのいる街で』の監督ホセ・ルイス・ゲリンが監督した、怪奇幻想映画!💥
現在の記録映像と、1930年代のホームムービーの断片画像、ホームムービーに映っている亡霊達が現れて、過去の再現映像で構…
世界で最も美しい映画のひとつではないか。初見では作品を通じての物語性を見出すことは難しく、ただ目の前にある美しさに心を奪われてばかりだったけれどかなり好きな作品だった。
ジャン・ルノワール『ピクニ…
裕福な家族を映したホームムービーの記録は、時間を固定し、過去となった人々の痕跡だけを記憶として提示する。
時が経ち廃墟となり家族が居たであろう空間は、内部の時間が静止しており、外部の光や木々の揺れ…
冒頭、1930年代のモノクロ家庭映像が映し出される。それは湖畔の邸宅で過ごす家族の穏やかな日常の記録だが、やがて撮影者である一家の父親が湖に消えるという「不在の出来事」が示唆される。そこから映画は現…
>>続きを読む現代映画において、実験性という面ではおそらく並ぶもののいないホセ・ルイス・ゲリン監督によるすげー映画。
人間が生きている中で残してしまう「記憶」が孕んだ恐ろしさと哀しさを郷愁たっぷりに描く。
正…
映ってる人への愛から、編集を発見していって次第に物語を獲得していく。
幻想怪奇映画というようなショット群や、木々の自然を捉えたショットに、発見したフィルム(という体の)のショットとどれもが美しく素晴…