メロディー・タイムの作品情報・感想・評価

メロディー・タイム1948年製作の映画)

MELODY TIME

製作国:

上映時間:76分

3.5

「メロディー・タイム」に投稿された感想・評価

ノッチ

ノッチの感想・評価

2.5
ディズニー長編アニメーション映画。

「冬の出来事」
「クマンバチ・ブギ」
「リンゴ作りのジョニー」
「小さな引き船」
「丘の上の一本の木」
「サンバは楽し」
「青い月影」

7作のオムニバス。

劇場長編としては第10作目にあたり、オムニバス形式としては5作目にあたります。

戦時中の苦難の時期を越え『シンデレラ』が誕生するまで本作を含めてあと2作です。

ジャズやら歌やらにのせて、7つの物語がアニメ(ときには実写も合成)で描かれるという構成になっている作品。

三人の騎士もどきも出てきます。

なぜ三人の騎士にしなかったんでょうか?

一応、ホセ・キャリオカは登場しますが。

お気に入りは「クマンバチ・ブギ」と「サンバは楽し」かな。

特に「クマンバチ・ブギ」は、リムスキー=コルサコフの熊蜂の飛行を、ピアノとオーケストラで軽快なブギのスタイルで演奏。

とっても楽しい雰囲気だったので、やってみたくなりました。

その他にもアンドリュースシスターズの歌う『小さな引き船』トゥートや、メアリーブレアのアートワーク冴え渡る『リンゴ作りのジョニー』など、盛り沢山。

全体的にはけっこう中だるみするんですが、単独で気が向いたら見てみたいなぁと思わせる短編が多いかなって感じです。

アニメの表現力なんかは、昨今の作品よりもこの頃の方が繊細さがあって「芸術性」が感じられる気がします。

でも子供受けがよいか大人受けがよいかよくわからない。

個人の趣味次第かな。
『メイク・マイン・ミュージック』よりは分かりやすい作品が多かったです。ペコスビルとかジョニー・アップルシードとか、知れたことが良かったです。
和田

和田の感想・評価

2.5
Wikipediaにも書いてあるとおり「ファンタジアのポップス版」といった内容で、複数本の短編ミュージカルで構成されている
内容は今見るとお世辞にも面白いとは言いづらいけど、なんと言っても背景のレベルの高さに視線を奪われる
まるでコンセプトアートの画集を見ているような作品

音楽も軽快なものが多くて気軽に見やすいのも○
ひめ

ひめの感想・評価

3.8
ホセ・キャリオカのファンとしては、彼が出てくる「サンバは楽し」がイチオシです。

ペコスビルは、ディズニーランドのウエスタンランドにその名がついた施設があるので、あ~これが!となりました。
最近の短編集にあったジョン・ヘンリーなど、アメリカの伝説を取り上げた作品は、日本昔ばなし的な感覚なのかもしれないですね。
三重野

三重野の感想・評価

3.3
ビーチの水着美女にドナルドが空から襲いかかり、美女達が逃げ回ってる場面はすごく覚えてる。
 ディズニーの長編第10作、オムニバス・シリーズの5作目。
 やはり、全体として背景に目が行く。この時期にしか見られない独特の画風・色彩であり、ディズニーの歴史でもマイナーなこの時代が、コアなファンからは「コンセプトアートの黄金期」とよばれる所以である。時代に恵まれなかったために、こうして映画になったのはごく一部に過ぎず、優れたアーティストたちの実現しなかったアイデアがたくさん存在する。もし、彼らがソ連にいたならば、事情は違っていたかもしれない。共産圏には、市場のことを考えずに前衛的なアニメーションをつくれる環境があった。
 
 『メイク・マイン・ミュージック』同様、短~中編のミュージカルから成る。本作はアート志向で堅苦しかった『メイク~』よりも洗練されており、ストーリーもあってずっと親しみやすい。音楽もジャズやラテン系の軽快なものが中心だ。また、3本目「リンゴ作りのジョニー」はナレーションとセリフで物語る普通の中編作品だ。
 各話冒頭の前口上は、舞台の「本日の演目」風に絵筆がスタッフや歌手・演奏家の名前を描くアニメーションで、都会的・モダンな雰囲気。
 全体を統括したのは、戦前の5作でも監督やプロデューサーとして大活躍したベン・シャープスティーン。作監にはナイン・オールドメンの面子がズラリと並ぶ。
 
 1本目「冬の出来事」は、優雅にアイススケートをする2組のカップル(人間とウサギ)を描く。最初は良い雰囲気で氷にハートを描くなどするが、男の子がかっこつけようとしたのが原因で仲違い。その後、ピンチに陥った女性勢を動物たちの協力で助けてめでたし。メアリー・ブレアのシンプルタッチが存分に活きており、キャラが怒ると背景ともども赤一色になったり、落ち込むと青一色になったり、自由度が高くて面白い。音楽も映像にマッチしている。
 
 2本目「クマンバチのブギ」は、襲いかかるピアノの鍵盤たちからクマンバチが逃げ惑う。《Flight of the Bumblebee》をアレンジしたスピーディなブギヴギに、『ダンボ』を思わせるサイケデリックな映像が畳みかけてくる。あっという間の小品。もともとは『虫のバレエ』という作品に使われる予定だった。
 
 3本目「リンゴ作りのジョニー」は上述のとおりで、挿入歌は3曲使われているものの、ミュージカルではない。開拓時代の伝説の人物、ジョニー・アップルシードのお話。
 
 4本目「小さな引き船」は、引き船を可愛らしく擬人化した典型的なディズニー作品。ここでも歌でストーリーを物語るので、単に音楽と映像を合わせたものよりも、ずっと親しみやすくなっている。
 
 5本目「丘の上の1本の木」は、最もアーティスティックでリリシズム溢れる作品。様式化された樹木のフォルムはのちのアイヴィンド・アールを思わせる。雨上がりの蜘蛛の巣の燦めきや、突風に舞い上がる木の葉など、ディズニーお得意の自然美の演出に見とれる。
 
 6本目「サンバは楽し」には、ホセ・キャリオカがドナルド・ダックとともに再登場。またしても実写の背景と合成して歌って踊る。相変わらず何でもありのドラッグムービー。
 
 7本目「青い月影」もアメリカの民話を基にした作品で、ウォード・キンボールの勢いあるアニメーションが存分に楽しめる。
『ファンタジア』『メイク・マイン・ミュージック』に続く長編オムニバス音楽アニメ映画。

『ペコス・ビル』と『ジョニー・アップルシード』というアメリカの伝説のヒーローを扱ったエピソードが2つ収録されていることに、何かしらの思惑は感じる。

メアリー・ブレアの絵の特徴が一番アニメに活かされてる作品に思う。
こめ

こめの感想・評価

3.0
歌にアニメがついた曲はストーリー仕立てで見るに値する。

インストゥルメンタルにアニメが添えられただけのファンタジアは退屈だったけど、歌が入るだけでこれほどまでに印象が変わるとは。

歌も楽しめるし、歌に沿って繰り広げられる物語にも引き込まれるからだろう。
ash

ashの感想・評価

3.0
戦中戦後のディズニー長編オムニバスシリーズその5。ポピュラー版ファンタジア。アップルシードや、ペコスビルの物語等アメリカのフォークロアものがあって知的好奇心をくすぐられる。これを見なかったら知らなかったので。アメリカという割と歴史の浅い国の伝説って興味深い。
桃尻

桃尻の感想・評価

-
2016(158)
カバサとパンディエロとクイーカ、サンバは楽しが楽しすぎ
>|