汗臭い男たちのロード・ムービー。フィルムノワールだけどファムファタールは不在、というか女性はほぼ出てこない。
不幸な生い立ちで根性曲がってしまった殺人ヒッチハイカーにほんの少し甘いラストかもしれない…
50年代に量産された典型的なフイルム・ノワール。メキシコに女を買いに出た男性2人組、連続殺人犯をヒッチハイカーとして乗せてしまい、恐怖の同乗記がはじまる。
女優で監督としても活躍したアイダ・ルピノ…
1953年。ワーッ面白かった。シンプル・イズ・ベストというのはこういうことか。ヒッチハイカーとして乗せてやった男が銃を持った凶悪犯であったがために、岩山と砂ばかりのメキシコを走ることになった男2人…
>>続きを読むみなさん言ってますが冒頭はほんとに上手い。障害要素かつシンプルすぎる方法でサスペンスを生む片目あきっぱなし、諸々の物投げ場面など。
ジャンル映画として十分面白くはあるものの、他作でダダ漏れになってい…
アイダ・ルピノの最も有名な作品でありながら、決してルピノらしくはない作品。ルピノである意味はどこにあるのか探したくなる。
意味探しにつながるのは、オープニングの足元だけのヒッチハイカー。犯罪の原因…