物語は事象の羅列であり、点と点を繋げて線にするのは読者次第でありその作業を行う事で初めてその物語が読書自身のものになる。
という様な事を何処かで読んだのを思い出した。
しかし、この作業を行う事で人間…
数年前から一家心中の映画が見たくなり、探したらこの映画を見つけました。私が求めていたものをそのまま映像化したような作品で、後半は感動で涙が止まりませんでした。
この家族は特別辛い事があった訳ではなく…
側から見れば何不自由なく暮らしているごく普通の家族が、突然心中を図るまでを描いた映画。
冒頭から続く違和感。登場人物の顔が一切映らない。カットが変わる間のブラックアウトもやけに長い。あ〜なんか気持ち…
就職して、家庭を持って、”ふつう”に生きていくイメージが恐ろしいと感じる予感はこうゆう物語(実話らしいけど‥)に帰結するのかもしれない
静かに自殺するだけじゃなくて、あの大破壊をするというのが衝撃的…
ハネケ、好きだ!!!!!!
冒頭の洗車シーンからもう不穏でめちゃくちゃわくわくする。その後映される日常シーンも、カットの切れ目に妙に長いブラックアウトが入ったりして不穏。手元や小道具のアップ、反復…
自分の死より魚の死を哀しむエヴァ
そういうものなのかもしれない
結末を知ったうえでもう一度見直してみると
エヴァは水槽の魚に温かな眼差しを向けている
餌をあげ生きながらえさせている
唯一感情を爆…
精神病、自殺のきっかけは淡白で単調な日常生活のルーティンの中、ふとした瞬間に訪れる。その時たまたま天候が悪いのに気づいたり、身体が以前より動かないことに気づいたり、、そういうのと自分の置かれている境…
>>続きを読むハネケ監督デビュー作
デビューでこの作品が撮れるなんて本当に鬼才という言葉がぴったり。
素晴らしいです
奇妙で気持ち悪いカメラアングル。カメラという眼を通して見たいものが見えないことがこんなに人を…