不自然なまでにカットを挟む演出は、登場人物が抱える一貫性のない人生観を表現しているように捉えられた。また、死に向かうまでの道に感情が見えない点も、希死念慮を極限まで単純かつリアルに描いたのだと思える…
>>続きを読む「不快」という言葉だけでは言い表せない。鑑賞者がそれぞれの言葉で答えを見つける映画。
第一部、第二部では普通の家族の日常が描かれる。だけどその中にも目が見えないと嘘をつく娘。急に泣き出す父と母。違…
洗車場で車が洗われる。全てを流してしまいたいのか。
子供は不穏な空気を感じていて「目が見えない」とSOSを出していたり「体がかゆい」と訴えていたりしていた。
最後、徐々に精神的に弱る夫婦。精神薬をも…
この家族に、自分とは違うと言い切れる事件とか理由がないから映画と自分との距離が近すぎてめちゃくちゃ怖かった
インタビュー映像がついてて魚や子供が死ぬシーンよりお金をトイレに捨てる方がおかしいと思わ…
観客が不快に思えば思うほど、喜びを感じるハネケ監督の処女作品。私にとっては、ハネケ監督作品2作目の出会いの映画でした。
心中をした一家が、死ぬ前に全ての持ち物を破壊したという記事から作られた映画と…
「鬱映画」という一言では片付けたくない。
観終わったあと、静かに心が凍る映画。
ハネケの“感情の氷河期三部作”の始まりとなる作品だけど、個人的にはこの映画が描いているのは「死にたい家族」ではなく、…
冷静に淡々と終わりへ向かっていく家族を、俯瞰で観察するドキュメンタリーのように感じた。
登場人物の表情も感情もほとんど描かれず、説明もなく、否定も肯定もされない。
静かに日常が積み重なり、崩れていく…
視聴前からうっすらネタバレを踏んでおり、破壊シーンを勝手に「身辺整理」若しくは「最後に破壊し尽くす爽快感」のどちらかなのかと予想しながら見ていた。
実際は丁寧に丁寧に、自分が生きてきたものを他人に利…
個人的にはこの結末が不幸かどうか分からない。死を解放と捉えた上でも、解放に至るまで水面下で追い詰められる過程は痛々しかった。ふっと死にたくなる瞬間がそのまま積もって定着したような印象。だが現実は往々…
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