眠りにつく直前、母親が灯りを消そうとすると、娘はその行動に不満を漏らす。しかし、母親は無慈悲に灯りを消し、娘の部屋を立ち去る。
このくだりは映画の中で二度反復される。二度目のシークエンスでは、母親が…
ノーブレーキの看板と洗車、レジへと運ばれる品物、手を添え強引に送られる跳び箱、病院の待合室…見えない何かにジリジリと押し出され、いよいよ家族の順番が回って来てしまったらしい。幸せを報告する手紙の裏で…
>>続きを読む説明は…卑小化する
行為の持つ力を
(インタビューにて)
側から見た人間の生活
魚たち
https://moviechat.org/tt0098327/Der-siebente-Kontin…
初めて観た今日の日ごと永く忘れ得ないだろう。すさまじい映画体験だった。DVD特典の監督のインタビューも立て続けに2回観た。勢いに任せて書けるだけのことを書いておきたい。
オーストリア人の夫婦と娘か…
物語は事象の羅列であり、点と点を繋げて線にするのは読者次第でありその作業を行う事で初めてその物語が読書自身のものになる。
という様な事を何処かで読んだのを思い出した。
しかし、この作業を行う事で人間…
数年前から一家心中の映画が見たくなり、探したらこの映画を見つけました。私が求めていたものをそのまま映像化したような作品で、後半は感動で涙が止まりませんでした。
この家族は特別辛い事があった訳ではなく…
側から見れば何不自由なく暮らしているごく普通の家族が、突然心中を図るまでを描いた映画。
冒頭から続く違和感。登場人物の顔が一切映らない。カットが変わる間のブラックアウトもやけに長い。あ〜なんか気持ち…
就職して、家庭を持って、”ふつう”に生きていくイメージが恐ろしいと感じる予感はこうゆう物語(実話らしいけど‥)に帰結するのかもしれない
静かに自殺するだけじゃなくて、あの大破壊をするというのが衝撃的…