物騒なタイトルとは裏腹な喜劇寄りの人情劇。
でも最後の槍での大立回りはなかなか迫力があった。
そして画の雰囲気とは裏腹なガーシュイン的BGMも良かった。
お酒はほどほどに、特に公共の場で飲む場合は…
片岡千恵蔵と加東大介の両翼が人情味溢れる演技で人間ドラマとしての格を底上げしている。ほのぼのとした人間ドラマから転げ落ちるように血生臭い展開へ。この不意を突いたような演出は、戦争がいかにして市井の人…
>>続きを読むネタバレ気味です
1955年公開。内田吐夢監督。85になる母親が勧めて来るので観てみたら、めっちゃくちゃ良かった。全ての人物造形が魅力的。強面の片岡千恵蔵が演じる槍持ちの権八(ごんぱち)が気は優…
大活の盟友で前年死去した井上金太郎作品「道中悲記」をリメイクした、中共から帰還の内田吐夢監督の戦後復帰第一作。開明的な武士小十郎片岡栄二郎に仕える槍持権八片岡千恵蔵と弟分源太加東大介の軽妙なロードム…
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