おとし穴の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『おとし穴』に投稿された感想・評価

R
4.8

日本人で最も好きな映画監督のひとり、勅使河原宏の初の長編作品。今回で見るの5回目。この人の映画はホントすごい。前衛的な作風で有名やけど、アバンギャルドでありながら難解さがなく、分かりやすいし、娯楽要…

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本質
-
構図ぱない
moto
3.9
音がミニマルでよかった
まさに死人に口なしで、だけど副音声的に物語に関わってくるような感じは面白かった
tennya
3.3
白いスーツを着た男の人がゆっくりと追いかけてくるシーンの緊張感がすごい
やはり幽霊やらバケモノやらそんなものより人間が1番怖い

安部公房 原案、脚本
勅使河原宏 監督作品


2人の炭鉱夫A(井川比佐志)B(大宮貫一)はAの幼い息子(ロケ地の子供)を連れて、きついヤマから逃げ百姓を騙して飯にありつきながら一軒の労働下宿(…

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am
3.7
終わりの後味が悪い
中盤の面白さはよかった
シニカルに陥らず野暮ったくもない。諧謔性と絵面のバランス。ATG。おもしろい!

原題『おとし穴』(1962)

監督 : 勅使河原宏
脚本 : 安部公房
撮影 : 瀬川浩
編集 : 守随房子
音楽 : 一柳慧、高橋悠治、武満徹
出演 : 井川比佐志、田中邦衛、佐藤慶、金内喜久夫…

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特集 日本文学と映画 35mm

「おとし穴」は、安倍公房の原作・脚本の1960年のTVドラマ「煉獄」を、1962年に映画化したもの。予告編は、本編に含まれていないシーンもあるので貴重だが、田中邦衛が演ずる殺し屋Xの本編未収録の殺人…

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