私の知ってるあの人が別人だ!という恐怖。無論共産主義やそれに対しての赤狩りの話なのは分かった上でシンプルに怖くて面白い!
病理の立場からこの町の異変を捉えていく主人公にとって、一度精神医学の立場で納…
巷間言われるほど傑作とは思えなかった。本来のラストであろうハイウェイのシーンで映画が終わっていればまた違ったかも知れない。スタジオ側の要請で付け足さざるを得なかったというラストとオープニング、それに…
>>続きを読む蓮實重彦『ショットについて』を読んでドン シーゲルの『殺し屋ネルソン』がすげーのよと書かれていたものの、配信もされておらず観れない。しかし、彼の前作である本作は映画館Strangerで観れる!という…
>>続きを読む本筋とはあんまり関係ないけど、序盤でダナ・ウィンターとケヴィン・マッカーシーがイチャイチャしながら階段を降りるカットがうますぎる。
上手の奥から2人が手前に歩いてきて、くるりと回り、下手奥へと向かい…
30年ぶりぐらい再見。傑作だという記憶はあったものの細部は忘れていたのでスクリーンで再見できてよかった。記憶の通りえらいこっちゃな傑作。他者恐怖の普遍的な形を提示するいわば20世紀ホラーの〈範型〉、…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
(デジタル)
『第十一号監房の暴動』から続けて観ると、アイデンティティを巡る問題意識が通底している。
面白いのだが陰謀論の人たちが興奮しちゃいそうな話で危うい(そもそも「赤狩り」の話らしいが)。
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50年代ってアメリカの最も幸福な時代って云われたりするけど実際は不安を押し殺していたんだろうな。そう思わせるパラノイア映画。一瞬でも寝たら体を乗っ取られる。愛する人が同じ姿のまま別の生物に代わる。歩…
>>続きを読む自分の世界観に多少なりとも影響を与えている(どんな世界観だ)ボディ・スナッチャーズ物だが、この1作目はまだ見れていなかったので、ようやく鑑賞。
フィリップ・カウフマン監督作のリメイクで衝撃を受けた…
情報開示のズラし方面白え〜!種子の産後も目撃者の顔連鎖と泡が表情を隠す、すぐに状況把握をさせないクローズアップが焦らす焦らす。この決定的なシーン以外ほぼ心理的要因で説明できる辺りも信頼できない回想形…
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