どうしてわたしはモンテ・ヘルマンが苦手なのかわからないけれど……。好きな作品ももちろんあるんだが、これはウッとなってしまう。悲劇的でピカレスクな主人公の物語のために、周囲の人が利用される安易さ。主人…
>>続きを読む今のところモンテ・ヘルマンのベストです。
ロケーションの岩に囲まれた島が良すぎる。低予算だからこそ撮れた映画ではないだろうか。主人公が一切優しさを見せないキャラクターだったし、主人公の過去の回想など…
顔の半分にイグアナの皮膚を纏った男が漁師からいじめられ、流れ着いた島で王国を築く奇妙な話。明媚な海岸の風景や洞窟内でのコミュニケーション、斬首シーンが記憶に残る。蓄積したコンプレックスを源に、徹底的…
>>続きを読むモンテ・へルマン監督作品。
顔の片側がイグアナのような皮膚になっているオバーラスは、捕鯨夫として生活するが、周りから虐げられるため、無人島で自身のための王国を作ろうとするが・・・という話。
見た目…
これは凄すぎる。私的80年代映画の頂点。『断絶』同様、モンテ・ヘルマンの映画は生半可な覚悟で見れない。無国籍な島で描かれる強烈な政治映画だ。ストローブ=ユイレや松村浩行の圧倒的な政治性を想起させなが…
>>続きを読むイグアナの顔半分を覆ったデキモノ?がよくできているのだが、王国を作ってからは、右側面から撮るとか、影を作って隠すとか、彼を人間らしく撮ろうとしているのが分かる。
海や岩場の風景の美しさ。夜の波はま…
映画においてこの手の醜いキャラクターは優しい心とセットになっていることも多いが、この主人公に関しては全くそんなことはなく、虐げられてきたコンプレックスを爆発させる。
仲間同士に首を斬らせ、お嬢様(…
『人間は1人残らず 俺の敵だ★』
イグアナのような皮膚をもつ男は両親から捨てられ、漁師になる
漁師ではリンチされ脱走!そして無人島へ
自分の王国を作ることにして、人々を捕らえ奴隷にしていく―
美…