妻を含めた十人十色の女性とどうしようもない男。
交際相手を全員呼んで自宅で話し合いをするときに着物で一見冷静そうにみえる本妻が、玄関に乱雑にある各々個性のある靴をふと見て、真顔で静かに蹴っては踏み…
「僕にそんな関心持つなんて理解できないな」
「それじゃ僕は悪くないじゃないか!社会構造が悪いんだ!」
「社会構造を殺すわけにいきませんもの、人間が殺せるのは人間かその他の動物だけです」
このおか…
男にとって死よりも怖いこと ****
ここまで乾き切り、情念と無縁の作品も珍しい。全編に監督の非常にシニカルで意地悪な視点がある。まるで矮小な人間たちをにやにやしながら見ている感じ。善悪…
市川崑が、女の恐ろしさをシニカルに描いた快心の問題作。
その場の都合で十人の女と付き合うプロデューサー・風(船越英二)、
妻(山本富士子)と女優の愛人(岸恵子)を中心に、
殺す計画を企てる。
本人…
時間⏰を刻んで、無機質な番組を機械的に嵌め込む🎯テレビ📺界の、今も中居正広事件に様に画面📺から消えるテレビ業界人をブラック🐦⬛ユーモアで描いた市川崑監督のバックステージ映画の秀作。フェミニスト面し…
>>続きを読む一種のレイプ・リベンジ・ムービーではあるのだが、結果として美女達に籠絡、飼い殺しにされるから何だかエロゲーみたいな都合のいい話なんだけど、徹底して男性性を剥奪され、精神的に凌辱されてなお羨ましいと思…
>>続きを読む【悪魔をやっつけろ】
深夜のテレビ地上波で鑑賞した。市川崑らしい卓越したビジュアル・センスの光る名作。TVプロデューサーの船越英ニを殺害すべく十一人の女が共謀を企てるクライム・サスペンス。
モノ…
10人と美しい女性たちと浮気しまくって男として楽しみまくった末路
男の浅はかな緩さが招くスカッと系ストーリー
自分は軽く女性を見ているが相手は自分を大切に思ってれているだろう
という僕も含め男たち…
このレビューはネタバレを含みます
面白かった。ピストルで狂言殺人から帯びてたものが変わってくる。いろいろと立場が逆転しながら男という生き物と、不貞に対して報復を一致させながらもそれぞれ思惑があり加害性や被害性というものからはなれ損得…
>>続きを読む(C)1961 角川映画