裸体の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『裸体』に投稿された感想・評価

IMAO

IMAOの感想・評価

3.7

脚本家として昭和の名作の多く手がけた、成沢昌茂の監督デビュー作。

船橋の銭湯の娘として育った岡村佐喜子(嵯峨三智子)は、税理士事務所で働いていたが、ふとした事でその所長の佐々木(千秋実)の愛人とな…

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ryo

ryoの感想・評価

-
最初と最後で主人公が何も変わらなくてカタルシスに欠けるのがなあ。分かってやってるんだろうけど。成沢監督作はこれしか見てないからAI溝口みたいに思えた。

永井荷風原作。溝口の「赤線地帯」の脚本家・成沢昌成の監督第一作となる。

心は子供のまま、肢体だけ大きくなってしまった様な女が、その「躰の価値」を知り男の海を泳いでいく様を、少し突き放したような視線…

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TagTak

TagTakの感想・評価

3.0

男たちを食い物にしてはしゃぐ瑳峨三智子の天真爛漫さが兎に角清々しく、演技というより二世俳優的なポテンシャルと言って差し替えないだろう。険悪だった女性2人が片方に金が転がり込んだ瞬間に仲良くなる、“地…

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山田五十鈴さんの娘、嵯峨美智子さん主演に興味があり鑑賞しました。

自分の体に自信があり、あっけらかんとパパ活を始める。笑い方に可愛いらしさがあり、船橋の貧乏かつ子沢山な銭湯の娘役。
「あたい」と自…

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うどん

うどんの感想・評価

4.0

自分の体に絶対の自信を持つ昭和のパパ活女がオッサンを手玉に取っていく。

「裸体」というタイトルからしてえっちぃ映画なのかと思いきや肝心の主人公の裸体は遠目から見える程度(千秋実の覗き笑)に留まって…

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これと言ったストーリーはなく、風俗描写に特化したみたいな映画

女同士で「あんたいい体だねー」と褒め合うのいいな
一

一の感想・評価

-

傑作。いわゆる“堕ちる女”モノなのだが、主演の瑳峨三智子がそうであるのと同様にいかがわしさや痛切をほとんど感じさせない軽やかさが不思議。“芸術的肉体”を武器に飄々とサバイブしてきたはずなのに、いつの…

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冒頭で口紅を塗るシーンと最後のシーンが全く意味合いが違うことに象徴される、欲におぼれていく一人の女性の変遷。

船橋の貧しい漁村に住んでいる左喜子は東京のオフィスに通い、事務所のお金を盗んだという罪…

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おちゃ

おちゃの感想・評価

4.3

タイトル「裸体」なのに、主人公が裸体になることはない。でも花や爪をなめたり、喫煙のシーンが異様に長く、口元にフィーチャーするシーンでエロスをアピールしてくる。それが逆にエロい。
これくらい前の映画は…

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