天平の甍の作品情報・感想・評価

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馮美梅

馮美梅の感想・評価

3.0
奈良の平城宮跡歴史公園に、遣唐使船の展示や鑑真和上に関する紹介などあって、思わずこの映画のことを思い出しました。

公開当時、鑑真和上の物語ということで楽しみに観に行きました。(この頃、鑑真和上をリスペクトしていたのです。)

何度も何度も渡航を試みるもなかなか思う通りに日本に行くこと叶わず、まあ、あんな船だと本当に命がけだわな。そしてそれだけじゃなく、弟子にも苦難が降りかかりまくるし、最後の渡航の頃は鑑真和上自身、失明してしまってるし、でも、そこまでしても日本に来て、当時の人たちの救いとなったことで来た意味はあったんだろうなと。

この作品を見ると鑑真和上と弟子たちの事がわかります。
1980年1月22日、第一生命ホールでの試写会で鑑賞。
1980年2月23日、公開時の映画館でも鑑賞。
…暇人である(笑)

井上靖原作、熊井啓監督作品。

壮大なるロケを行ったようだが、熊井啓監督は社会派映画を撮っていた方が良い、と思った。

こういう文芸大作は似合わない、というか、向いていないと思った。

じゃあ、なんで2回観たのだろう…?
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

2.5
2012/1/19鑑賞(鑑賞メーターより転載)
自分にしては珍しく原作既読だった、遣唐使として中国に渡った僧侶たちの苦難の道のりを描いたお話。今やその気になれば手ぶらで日帰りできてしまうくらいの距離に自らの命を賭し、経典を持ち帰り高僧を呼ぶという大命を果たさんとする僧たちがいて今の日本文化がある、という点には感銘を受ける...が、いかんせん安っぽい映像と豪華キャストとは思えない平板な演技(というか演出が問題か?)が興をそぎ、まるで教育テレビかどこかの博物館で見るミニ映画のようにも思えてきてしまった。西安ほか現地の実際の映像が見られたのは収穫だが。