ゲアトルーズという女性歌手と三人の男性の話で、ゲアトルーズはそれぞれの男性を愛するが、愛を返されないみたいな話。それぞれ政治家、詩人、若き音楽家で成功しているが、仕事のほうを優先するみたいな話。フェ…
>>続きを読むカール・テオドラ・ドライヤー監督の遺作。こういう作品はちゃんと過去作を一通り見た上で臨みたかったが、新文芸坐で日本最終上映と謳われては行かざるを得ない。
結果的に劇場で見て大正解だった。多分家で見て…
相手に向ける言葉と所作がここまで噛み合わない映像が撮れるのか。ゲアトルーズが愛を語る時、ある男への非難も、ある男への渇望も、相手ではないどこか遠くを見つめている。会話をしているはずなのに視線は交わら…
>>続きを読む愛というテーマはコレ素晴らしいように語られているが、愛とは一種の洗脳であり、相手を縛り縛られるものである。
そして男女間に起こる無償という違い。
愛とは神と同意義くらいベクトルが曖昧である。
ゲアト…
対話の向かい合いカットバックをほぼ徹底的に追放したのには理由がある。一つの極限を志向している。視線のモンタージュ繋ぎの拒否による、ヒロインの気位の高さという極限である。作中「高慢」と呼ばれたりしてい…
>>続きを読む2026-16-56
ずーっと視線が交わらない、わかるようなわからないようなふわふわとした会話と人間関係、不思議な映画。
長回しがほとんどで、映像は美しいが絵画や写真をずーっと眺めているよう。
言…
(c) Danish Film Institute