会話劇
若さとは美しさ。美しさとは若さ。
ゲアトルーズはもうとっくに惨めだと分かっているのに、元カレが傷をえぐる。しかし元カレだって若いピアノ男の口から愛する女の名前を聞いて傷ついたんだ。せめて…
すっごく下世話な話を詩的な言葉で綴って行くという、ひとつ間違えれば目も当てられない大惨事になりかねんところをちゃんと映画として成立させて観せ切る匠の技。「ひとりの女性と三人の男の、求めるものと与える…
>>続きを読む1964年製作。原作ヤルマール・セーデルベルグ。脚色監督カール・Th・ドライヤー。ホームページの惹句/弁護士の妻であるゲアトルーズは夫との結婚生活に不満を抱き、若き作曲家エアランとも恋愛関係にある。…
>>続きを読む神話を現代劇へ翻案してしまう暴挙をゴダールのマリア以前に実践し、何より本作すらまだ野心の途上であったというドライヤーの遥かな意志を汲み取れぬまま観終えてしまった。
確かに視線は交錯を避けられるしゲ…
こちらはゲロつまらんくて死ぬかと思った。マジで修行が足りないことをたまに痛感させられるけどドライヤーの遺作がハマらんようじゃやっぱりまだまだなんだろうな…たま〜にバチバチにキマってる画や長回しがある…
>>続きを読むほとんど交わらない視線の交錯しあう奇妙な室内空間がもたらす演劇性が、どうしてこれほどわたしたちの映画的感情を動揺させるのか。そこでは、室内にある鏡も、写真も、二人の人間も、全てが色気を画面に定着させ…
>>続きを読むセリフ多く集中できずよくわからなかった。ゲアトルーズの存在がこの世の中のあらゆるものに当てはまるならば(人生は夢で唇も夢でのくだり)ゲアトルーズにとっての愛は単に男性を愛することではなくこの世の中あ…
>>続きを読む(c) Danish Film Institute