巨匠ハワード・ホークスがメガホンを取った本作は、初期マリリン・モンロー映画や初期オードリー・ヘプバーン映画でよくあるジャケ写詐欺映画。マリリン・モンローは脇役です。
スラングで"モンキー・ビジネス…
本国では当時、この作品は大ウケだったのか?
だとしたら、実は下品でエゲツないアメリカンの本質がよく現れている作品だった。
若返り特効薬開発のため、チンパンの動物実験に勤しむ(文明人の象徴であろう)…
精神年齢が若くなることによって生まれるドタバタを軸に、小さなボケや会話のかけ違いなどの小ネタが散りばめられた気楽に笑えるコメディだった。最終的にロマンティックなメッセージに落ちているところが小気味い…
>>続きを読むこち亀のギャグ回や浦安鉄筋家族、トムとジェリーを観ているような感覚だった。ホークスがコメディ映画を撮ると、どこまでもバカな方向に突き抜ける。
若返りや幼児退行のドタバタを経て、冒頭のくだりを回収し…
若返りの薬をめぐるドタバタコメディ。
ケーリー・グラントとロジャース。ロジャースが若返ったときのダンスはさすが。脇役のマリリンの存在感もすごい。先住民差別やセクハラなどやばいところはそりゃあるけどお…
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