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戦後、生死のわからない夫の帰りを待つ妻は小さな子どもを抱えその日暮らしの貧しい生活を送っていた。そんな中子どもが病気になり一命は取り留めたものの高額な入院費を工面できず、身体を売るという苦渋の選択を…
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ついに観た。という思いです。
渋谷ル・シネマでの小津特集にて。
小津安二郎、生誕100年のシンポジウムで、日本の監督に聞く、という日があり、山根貞夫氏が司会で登壇した監督は、崔洋一、青山真治、是枝…
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小津安二郎8本目。
暴力とセックスが描かれているのが珍しかった。夫婦が重なる横で息子の姿の見えない布団と天井から降ってくる紙風船が映されたのは何を意味しているのか分からなかった。
貞操観念や男女のパ…
言ってしまった奥さんにいらつき、
自分の不甲斐なさを棚に上げて突き飛ばした旦那さんにいらつき、、でも最後はじーんとした。
どんなことにも動じない夫婦になるんだ
どんなに大変なことがあっても、お互…
一つの家庭、一つの夫婦仲をえぐる
戦争の傷痕。歴史に残らない歴史。
戦後の復興と夫婦の再生が重ねられるが、この時代を逞しく生き抜いた人々の
忘れがたき凄絶な痛みと、きつく結ばれながら祈るような手の…
松竹株式会社