1948年製作公開。脚本斎藤良輔、小津安二郎。監督小津安二郎。
題名からのんびりとした方の小津調のお話かと思っていた。小津安二郎がトレードマークの階段で仕掛けて物語を終わりにする。
終戦直後。戦…
暴力・アクション(スタント)、話の重さが
他作と異なるが故評価を得れていないのか。
戦後まもないタイミングで題材として
この時代の空気感は伝わるものがある。
(現代の価値観とは別のもの)
妻の狂…
誰が為のその愛か。私を知らないあなたでも、それでもいいの。転げ、挫け、泣きつく時、私は祈る。もう戻れないあの頃から、成長か、退化か、はたまた風化か。
見せてちょうだいあなたの泣き顔。私の前だけよ。…
小津監督が失敗作と自分で言っているだけあって、他の作品より劣る感じはした。戦争が終わったから、男たちは兵隊から会社員に戻って少ない賃金をもらう生活に戻ったかも知れない。この当時、子持ちの女を働かせて…
>>続きを読む☆私の小津遍歴は、あまり育ちが宜しくなく、浮草から始まって、長屋紳士録や宗方姉妹に惹かれて、紀子三部作をしっかり受け止めきれていない状態です。
☆当作、冒頭のガスタンク?とその手前の安普請のボロ家、…
階段、場面に合わせて上ると下りるの運動が使い分けられていて、缶の落下で匂わせたあとそれで終わらず時子自身(スタントらしい)が本当に危ない落下をしてまじでビビった。それでもふらふらと上るアクションに戻…
>>続きを読む松竹株式会社