不思議な世界・未来戦争の恐怖の作品情報・感想・評価

「不思議な世界・未来戦争の恐怖」に投稿された感想・評価

「トラウマ映画館」の25本の中で唯一観ていなかった映画だったので、自分の苦手なタイプのコメディと予感しつつDVD購入して鑑賞。舞台劇を映画化というこれまた苦手な手法で、予想通り最後まで観続けるのに苦労した。町山智浩さん曰く「ストーリーは無いに等しい」「意味不明の会話が最初から最後まで続く」「笑うに笑えないギャグが延々と続いていく」・・・まあその通りだった。監督スパイク・ミリガンはモンティ・パイソンから「神」とあがめられているそう。よく似た作風だと思う。原題は「Bed sittinng room(ベッドに座るしかない狭い部屋)」。
核の爆発で2分28秒で終結した第三次世界大戦後の荒廃した世界をシュールに描いたヘンテコすぎるコメディ。

放射能を浴びてイカれた登場人物たち。家具に変わっていく人間。18ヶ月も妊娠したままの女、気球にぶら下がりながら事件を取り締まる警官など、何もかもがぶっ飛んでる。突き抜けたシュール。
深緑

深緑の感想・評価

3.5
第三次世界大戦後の荒涼としたロンドンに暮らす人々を描いたコメディ。

シュール笑い・ブラックユーモアにドリフ的クラシック笑いを融合したような形。

開始早々に頑張って物語を追うような類の作品ではないと気付く。

全然内情は知らんけど、イメージとしてイギリス人好みな感じは確かにある。

妙齢のおばさんが穴に思いっきりよく落ちるシーンに不謹慎ながら笑ってしまった。
栄えあれ!永久の栄えあれ!オウムがお父様!ヘンテコなマスクを着ける。私は神だ?ご機嫌よう!不思議な映画。
lag

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3.5
ワンルームアパート。ガラクタの山。ゴミの海。ボロ着。どうやら核戦争があったらしい。何を言っているのかよくわからない。でも面白い。パイとビタンとタライとドボン。いろいろとおかしな世界。日本語字幕、田崎幸子。Have a nice day.
まろん

まろんの感想・評価

4.3

第三次世界対戦のその後荒廃した世界にシュールな笑いをもたらす

地下鉄に乗り生活する家族
テレビの枠のキャスター

ペネロぺとマーティンが軸になる二人なのかな?

1969年に第三次世界対戦後の世界を映像化するというイマジネーション
ちょっとした画面の端に映るものにも目が移り………
その独特の世界観と1969年というアナログ感の混在が素晴らしい………

荒廃した世界にシュールな笑いから希望を見出だし………そしてそして最後にはやはり希望的な匂いを漂わせつつな………そんな映画

これはきっと好きな人には好きな世界観
HDD→BD-Rのさなかにふと…【5】

おそらく本作がリチャード・レスターの最高傑作ではないでしょうか♪
第三次世界大戦や核戦争後の世界を描いた作品というのは得てしてシリアスなものばかり。
当然と言えば当然なのだが、本作は違う。
完全なるコメディ。
シュールという言葉だけでは片づけられない、独特な世界観を素晴らしい?美術で形にしている。
1969年製作という点から見ると、本作の発想や美術は様々な作品に多大な影響を与えていると思う。
非常にエネルギッシュな傑作。
大好きな作品(^-^)☆彡
字幕版は見つけられませんでしたが、Trailer貼っておきます。
どんな作品であるかは十分に伝わると思うので(笑)
https://youtu.be/7AVBEwTIfDM
何とふざけ切った頓狂極まる映画だろうか。まともな人が一人も出て来ないナンセンスコメディなのに、どことなく格調高さを感じさせるのは英国映画の血脈か。核兵器の使用で開戦からたった2分29秒で終わった第三次世界大戦から4年後のイギリス。未だ明確でない戦争の結果と実相。放射線被曝による奇想天外な被害。意味不明な会話ややり取りに最初から最後まで煙に巻かれたまま置いてけぼり。これは説明不能な類いで、独特のセンスを楽しめる奇特な観客向けだろう。妙な面白さだった。
気球に吊るされ浮かぶ廃車
股下56cm
ソファーを漕ぎながらの泥沼デート
後頭部が映った写真をちょん切るなど美容室など奇妙な世界
ふと「不思議惑星キン・ザ・ザ」を思いだしました。
(雰囲気のみ)
このシュール過ぎるシュールさ狂い過ぎてて楽し過ぎて大好き!

核戦争後の荒廃した世界に生き残った少数の人々の生(そこには愛も生まれる)を奇妙にユーモラスに描きながらも、無気力からの無機質化とも思える終末は、痛烈な風刺を伴い薄ら寒く怖い反戦映画とも言える。
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