日本の夜と霧に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『日本の夜と霧』に投稿された感想・評価

ノム

ノムの感想・評価

3.6
こんな結婚式は嫌だ

左翼集団内の全体主義。学生の無力感と滑稽さと…ほんのり胸糞悪くなる。
権力者を欲するのは人間の性なのか?
それっぽいこと言って丸め込む独裁者に気をつけよう!

ところで、あんなに勇ましく先人の活動を…

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たま

たまの感想・評価

4.0
膿を晴らして詳らかにして最高の結婚式にしようぜ
空虚な言葉と核心をつく言葉の応酬が、一発録りの迫力で見るものにこの社会と政治の現実を突き付けてくる。集団の参集と離反もまたこの世の常。大島渚が吠えているよう。すごい。
昼行灯

昼行灯の感想・評価

3.9

自分は学生運動に対して経済的援助を受けている者の道楽、信念のない者がなにかに打ち込むための場みたいに冷めた目で見ているところがあって、当時の学生運動の内部でもそういう意見があったと知って驚いた。これ…

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 1960年大島渚監督。安保闘争後の結婚式の場で戦後左翼闘争を巡る糾弾と論争が行われる状況を描いた映画。松竹が監督に無断で公開を打ち切ったために大島監督が松竹を退社する事件に発展した。短時間で撮影し…

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Frengers

Frengersの感想・評価

3.6

@国立映画アーカイブ
仲間の結婚式の場が60年代安保を軸にした討論の場に。個人的/政治的が如何に結びついていたかを紐解く社会ドラマ。そして冒頭の圧巻の長回しはこの作品の基本的な要素を教えてくれる。視…

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このレビューはネタバレを含みます

 素晴らしい一作だと個人的に思う。
 演劇的手法でカットを回して、スポットライトを当てることによって、その人たちの間にある権力関係を晒し出している。
叙述の手法は「藪の中」を彷彿させる。いったい誰が…

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緑

緑の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

今風に言うなら安保婚のふたりの
結婚式での話。

以前、70年の学生運動は出会いの場だったと
誰かに聞いたことがあるが、
もっと前からそうだった模様。

葬式のような結婚式に相応しく、
ずっと硬い表…

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