何が映されて、何が映されてないか。
何が映ってしまって、何が映らなかったか。
虚実曖昧、可視と不可視における混沌と狂乱。
何を見せられてんのかわからないのにワクワクが止まらない。
人物の入れ替わり方…
こっちまで不安になる音楽がよかったです。
作中のサントラで東洋っぽいのもあるんだなと思っていたら日本人の方も音楽に携わっているんですね。
キラキラ光るガラスとか映像はきれいで好きだったんですけど、…
現実と幻覚がシームレスかつ平然とワンカット内に混在するので、鑑賞に体力を要する。
主人公の女自体がそもそも感情移入の対象でないうえ、出てくる男たちも陰湿でぬらぬらしていて観客の身の置きどころがない。…