アンティゴネ~ソポクレスの《アンティゴネ》のヘルダーリン訳のブレヒトによる改訂版1948年の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『アンティゴネ~ソポクレスの《アンティゴネ》のヘルダーリン訳のブレヒトによる改訂版1948年』に投稿された感想・評価

木

木の感想・評価

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戦争から逃げた兄を正しく弔うのための闘争、というだけでやばい
ブレヒトのテキストがとにかくいい

ストローブ=ユイレに対してはまだ距離を測りかねている、パンのタイミング、編集がやばいのはわかるが
全作品上映会にて鑑賞。
ブレヒトの異化の概念が映画を通して体感できる素晴らしい作品。
最後に差し込まれたブレヒトの言葉に胸を打たれる。
戦争の時代となってしまった現代にこそ見るべき作品。
8

8の感想・評価

3.0
みんなが好きと言うのは分かる
演劇的な過剰演技が多く見られた やや異物、ああつまり上演ドキュメンタリーですよということを押し出したのかしら
煙

煙の感想・評価

4.2

馴染みやすいストローブ=ユイレ。オープニングが不穏な音楽で始まるのがめずらしい。笑う演技(国王)がめずらしい。人物と人物をパンで繋ぐのがめずらしい。そのパンも早いのがめずらしい。セリフで物語を紡ぐの…

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Yuhi

Yuhiの感想・評価

-
最もプリミティブな形態としての映画。過激な実践が究極的な洗練を生み出している。虚飾の劇性を捨てた映画の力。
あ

あの感想・評価

3.0

うーん。やっぱりアンティゴネーかっこよかったとしか。原作の良さですよね、これは...

人が突っ立っているだけの映画も好きですが、なんかこの人たちのは合わないですね...。カレンダーペラペラめくって…

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安全志向→挑戦志向

この次元の主題で冷戦以降の乱世の本質を語ってる気になってるのが余りにも楽観的すぎて怖くなる。

そんな程度の議論でまとめられるほど現代の戦争理念は甘くないし各国共に大戦以前とは…

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ソポクレス〜ヘルダーリン〜ブレヒト〜ストローブ=ユイレ 〜 そして現代人へ。神さびた思考のバトンのリレーによって、普遍的警鐘が、文明や科学が過度に発展した現代社会の人類の性にも捧げられる。権力者、民…

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昼寝

昼寝の感想・評価

4.4

紀元前のソポクレスが書きヘルダーリン、ブレヒトによって2度手を加えられた、二千年以上に渡る政治的・文学的な背景が積み重なったテクストがこれだけ平易な(と敢えて言いたい)画面に現れるということにまず畏…

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R.I.P.
背景の高速道路と謎のハモリが忘がたい
1番ポップなストローブ=ユイレ作品かも。
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