アンティゴネ~ソポクレスの《アンティゴネ》のヘルダーリン訳のブレヒトによる改訂版1948年のネタバレレビュー・内容・結末

『アンティゴネ~ソポクレスの《アンティゴネ》のヘルダーリン訳のブレヒトによる改訂版1948年』に投稿されたネタバレ・内容・結末

地面、棒台詞、景色、地面、棒台詞、景色…異化効果を見続けた時、人は寝る

OPでのワーグナー、ドイツ語の話し方、クレオンの態度であきらかにナチス批判なんだけど、真面目で誠実という印象しかない

 ソフォクレスの『アンティゴネ』という「喪に服すこと」の尊厳についての物語を冷戦終結後に再び提示するという想起的なアナクロニズムは、ブレヒトやベンヤミン、ディディ=ユベルマンの歴史意識そのものでもあ…

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あらゆるものを限界まで削ぎ取って成立させているところ、舞台場にいる人間が半ば外部との橋渡しとなって話を進め物語を再現していくというところがお能に似ていると思った
題材に対し、当時の街並みではないであ…

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翻訳して改変して劇上映して映画に媒体を変えてエンタメの変遷だな。日本語字幕がつくし。媒体とか記録とか意義とかフィクションとか上映後の論議はそういう方面かな。シンプルなギリシャ悲劇だけど。ソポクレスの…

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