シリーズ21作目は、裏社会の将軍と呼ばれる大親分vs 座頭市。
コミカルな笑いを誘ったかと思えば、迫力ある居合をワンカットで魅せる(特に、風呂場での大立ち回りは圧巻!)。
言葉少なに“背中で語る…
笑いの作りに勝新太郎さんの刀捌きは半端ない、びっくりしたけど仲代達也がライバルキャラで出てくるとは笑
仲代達也の刀捌きも半端ない!
ただ血煙街道のあの殺陣を超えるラス立ちまではいかんかったな。
内容…
後期座頭市特有の、一本筋ではなく点描的なエピソードの積み重ねの物語構成。アクの強いキャラクターが出たり消えたりでまとまりがなく、脱線も尻切れとんぼもあるけどこれはこれで奥行きあって「人生……!」って…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
裏社会の元締め(しかも盲目)が登場
襲名式は現代ヤクザの雰囲気も感じた
風呂場できびきび動いて障害物避けるいっつぁんおもろい
あそこの真っ裸殺陣良かったなー
ピーターと危うく一線越えそうになったり、…
勝プロ制作で勝新が脚本まで勤めた今作。いよいよもって座頭市=勝新太郎の足場固めが出来上がった感じ。
勝新は何よりサービス精神が満載でお客さんが喜ぶ事を全力で追求したビジュアリストだが、やはりストーリ…
座頭市vs全てのヤクザを束ねる闇公方!そこに座頭市を付け狙うサイコ浪人の仲代達矢も乱入し…。盲目の闇公方が完全に座頭市と対になる存在であり、座頭市版モリアーティの存在感がある。これで座頭市 THE …
>>続きを読む時間が経つごとに幻想的な演出が増してきて森雅之も仲代達矢もこの世のものとは思えない存在になってくるのがゾクゾクさせる。
闇の中で森雅之の目だけが光るという『教授と美女』のグレッグ・トーランドを思わせ…