大統領暗殺の作品情報・感想・評価

「大統領暗殺」に投稿された感想・評価

くぅー

くぅーの感想・評価

3.7
原題は"Death of a President"・・・2007年10月某日に、ブッシュ大統領がシカゴにて暗殺されたとの仮定の話で、その後の米国の動きを描いた擬似ドキュメンタリー。

暗殺までの映像は巧みに作ってあり、ニヤニヤ観ていたが、その後の展開の失速ぶりは否めず。
米国の問題点は幾つかあぶり出してはいるが・・・予想の範囲内で特別は無く、締め方も浅く感じてしまった。
とは言ってみたものの、こんな辛辣なアプローチは買いたいし、何より当の米国民はどう見たのだろうか?

そう、米国のキャッチコピーは"Is This a Nightmare of United States ?"・・・次期大統領への悪夢が一番強烈な皮肉になっている。

そして、いろんな意味で、トランプ大統領版、作って欲しいなぁ。
django

djangoの感想・評価

4.0
2007年にブッシュ大統領が暗殺されたという設定の偽ドキュメンタリー映画。
とてもリアルで、実際にあったことのように作られていた。
退屈な部分もあるものの、このような映画には必要なコスト(時間)のように感じる。
ブッシュ大統領に対して、彼は世間が彼をどのように見ているか知っていた。
世間の過小評価を彼は巧みに利用した。など、独特の見方が面白い。
僕自身、今更ながらそういう面があったのかもしれないな。と思った。

この映画を観て思ったことは、是非、オバマ版とトランプ版を見たいということだ。
そして、邦画にはそこまで期待しないが、安倍晋三バージョンも観てみたい。最低限、この映画レベルのクオリティーでだ!
猿真似は観たくもない。

でも、そう考えると、ブッシュがあるなら、まずは小泉純一郎から作るべきではないだろうか?
などとつまらないことを考えた。
2007年のアメリカ、当時の大統領であるブッシュが何者かによって暗殺されてしまったら一体誰が悲しみ誰が喜ぶのか。
それぞれの主張をまとめ、それぞれの立場でブッシュ政権に対する思いを映す擬似ドキュメンタリー

懇切丁寧にシュミレートされた大統領暗殺後の世界は流石の一言、まるで史実のようなまとめ方はまさに究極のモキュメンタリーに相応しい作品でした

パレスチナの問題やら9.11やら何かと強引な政策をとったブッシュ政権への諸国の考え方と日本の考え方の違いがかなり鮮明に映されていて驚きました
当時の日本では情報統制でもされてたのか?と感じるくらい知らなかったブッシュ政権の闇が垣間見えます
daiyuuki

daiyuukiの感想・評価

4.0
現職の大統領の暗殺を仮定して、徹底したリアリズムでシミュレーションするラジカルなテーマが世界各国で物議を醸した問題作。911同時多発テロを受けて始まった“対テロ戦争”の泥沼化が進む中、いつしかアメリカ国民からの支持も失ってしまったジョージ・W・ブッシュ大統領。本作は、そんな今や多くの人が世界を覆う混迷の元凶であるかのごとくみなすブッシュ大統領が暗殺されたとの架空の設定を基に、ブッシュ亡き後の世界がどのような方向へと進んでいくかを客観的に考察し、その想像の未来を徹底したドキュメンタリー・タッチで描き出していく野心的ポリティカル・サスペンス。製作当時のアメリカ大統領ブッシュが暗殺されたらどうなるかを描き、数多くの映画祭で物議を醸しただけに、実際のニュース映像を使用し警察などから得た警護などの情報(デモが過熱し大統領のパレードを妨害したケースや大統領が射たれたケースの対応法など)を元に、丁寧にシュミレーションされたセミドキュメンタリー映画です。大統領暗殺犯人の容疑を掛けられた帰還兵や社会運動家の中にあるブッシュ大統領の政策に対する複雑な思い、大統領暗殺の容疑者にシリア人がいたらアメリカの敵を排除するためやテロへの戦いという名目の戦争させるために利用したり、アメリカの素顔を暴く傑作セミドキュメンタリー映画。
marev

marevの感想・評価

4.0
映画館にて。
ブッシュ暗殺という邦題を映倫に却下されていたが、
ブッシュの暗殺が行われたという設定のドキュメンタリー調映画。
ブッシュが死んでも結局代わりにチェイニー。
さらに酷いことになるということだw
かず坊

かず坊の感想・評価

3.3
当時アメリカ大統領だったブッシュ大統領がもし暗殺されたら世の中はどんな風に変わっていくのかっていうのをドキュメンタリーの様にして作られた映画。

最後まで謎なのが
大統領のシカゴ訪問(暗殺される日)の予定表が一部の政府関係者しか持っていないはずなのに
それが後から出回っていた事が分かり、そのスケジュールを容疑者のアルが知っていた事も、、
ragii

ragiiの感想・評価

3.3
もし、大統領が暗殺されたらってゆう映画です。
ちなみにこの映画が公開された当時、ジョージ・W・ブッシュさんは現職の大統領。
いやはや恐ろしい映画を作ったものです。

「現職の大統領が殺されたとしたら」なんて映画よく完成させれたもんです。

ドキュメンタリー風タッチのフィクションいわゆる〝モキュメンタリー”で構成されているんですが、

エンターテイメント性はあまり無いのでシンプルなおもしろさは正直ありません。

ざっくりとした印象として、

大統領が悪いんじゃなくて悪いのはアメリカのシステムだから大統領が死んでも戦争は終わりませんよ。
大統領は所詮、システム操り人形なんですよ

という表現をしているように感じました。

この映画を作ろうとした勇気・発想力はすごく評価できますが、いかんせん「おもしろいか?」となると正直微妙な所です。

個人的に、まぁこんな映画があっても良いなぐらいに感じました。
虚構の中にこそ現実がある。

まるで、ホンモノのドキュメントかと見紛う程に造り込まれたモキュメンタリー。

それは正に、アメリカという巨大で且つ、今、非常に危ういとも言える国家の姿そのものなのではないかとも感じる。

ブッシュ大統領暗殺という、if の世界の話ではあるが、描かれる未来や出来事は、あまりにもリアル過ぎる。

民族・宗教的差別
PTSD
国家主導のでっちあげ

観終えて思うのは、このフェイクよりも、現実世界の方が闇は深いってことだ。
えりみ

えりみの感想・評価

3.3
イギリス制作の「ドキュメンタリータッチで描く」モキュメンタリー。
これまでのニュース映像やインタビュー映像を切り貼りして、ブッシュ大統領やチェイニー副大統領を登場させてるんやろうけど上手いことしてあるので合成した感はなし。
おバカタレントに見せたらほんまの話と間違えそう(ブッシュ大統領のことを知っていることが前提やけど)。
ただ期待したほど面白くなかった。

まず映画の進行が関係者のインタビューを中心に進んでいくので退屈(ここでドキュメントタッチを表現しているので避けては通られへんのやけど)。
犯人捜査の手法もお決まりのテロリスト=アラブ人、見込み捜査の弊害で真犯人を見落としてしまう・・・というお決まりな流れ(細かい捜査方法に触れたりするので雑学の習得にはいい)。
愛国者法についての詳しい知識がない。
もっとスケールのデカイ映画を想像してた(大統領が暗殺され、見込みでアラブ国家に宣戦布告したものの真犯人は全然別にいて、アメリカが世界中から総スカン食らって迷走、しまいには世界一のテロ国家に変貌する・・・とか)。

制作費はイギリスのTV局が出してくれたんやって!アメリカではさすがにスポンサーになってくれる人おれへんのやろうな。
smithmouse

smithmouseの感想・評価

2.7
泥沼化するイラク戦争に対する世間の厭戦感が高まる中、訪問先のシカゴでブッシュ大統領が暗殺されるという、実際のニュース映像を切り貼りして作られたモキュメンタリー。
合衆国内のマイノリティーの不安や予めシナリオのきまっている様な証拠を無視した裁判
や報復戦争、監視社会が成立していく流れ等、当時の大統領というジェンガのパーツを外したことで起こるその後の混乱の道筋を凄まじくリアルに描いている。アメリカから「自由」はこうして消えていくのか〜。
映画としては余りに「リアル」過ぎて、サラッと見終わってしまう。
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