【1990年キネマ旬報外国映画ベストテン 第7位】
『死刑台のエレベーター』ルイ・マル監督晩年の作品。セザール賞ではミルの姪クレア役のドミニク・ブランが助演女優賞を受賞、英国アカデミー賞非英語映画賞…
五月革命に揺れるフランス。夫人の突然死で集まる家族の悲喜こもごも。
身内が亡くなったとは思えないほどに遺体そっちのけで騒々しくしている。
ミシェル・ピコリが場を盛り立てる役回り。
ルイ・マルの映画は…
ネタバレ
全把握できずとも仏的ざっくばらんさを堪能
途中で人物関係と筋を追いきれなくなるが(視聴後にウィキで補足)、それでもフランス映画的としか言いようがない開けっ広げな楽しさは十分堪能できる佳品…
優しい光に包まれた緑豊かな田園地帯に、ぽつんと佇む一軒の蔦の絡まるお屋敷。南仏の長閑な美しい風景は、観てるだけで爽快感&幸福感。
おばあちゃんのお葬式のために集まったブルジョワ一家が繰り広げる楽し…
アメリカから戻ったルイ・マル監督が『さよなら子供たち』の次に母国で撮った小気味良いドラマ。
共同脚本はブニュエル作品、エテックス作品でも常連のジャン=クロード・カリエール。
五月革命に揺れるフラン…
1968年5月のフランス郊外ブルジョワ邸を舞台に、五月革命の最中の遺産相続と享楽(フランスの大らかな性)を描いたルイ・マル監督作🎥
郊外の邸宅で一人の老婦人が亡くなるところから物語は始まり、息子の…
このレビューはネタバレを含みます
これは革命の時だけどよくある停電の間とか隔離された村とかホテルとか、関係者だけの密室状態の中で起こるトラブルと本音のコメディ。遺産で揉めるだけじゃなくてフランスらしい(のか?)恋愛事情。それを責めも…
>>続きを読む1989年のフランス映画。時代は1968年、Charles de Gaulle 政権下、5月革命のさなか。老女の死をきっかけに、親族が集まる。彼らの姿、会話、表情、思惑、感情からストーリーを描く。人…
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