金曜日のテレーザの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『金曜日のテレーザ』に投稿された感想・評価

padd

paddの感想・評価

3.7

デシーカのコメディタッチの作品は個人的にあまり観たことないので新鮮だった。ワイルダーやギトリ作品ような小気味良さと展開の面白さ。院長の厳しさの裏にある人情味にグッときた。ヒロインのアドリアーナ・ベネ…

>>続きを読む
adeam

adeamの感想・評価

2.5

イタリアの名匠デ・シーカが監督兼主演を務めたキャリア最初期のコメディ。
金欠で家財の差し押さえを通達された小児科医が孤児院の担当医の職に就き、美しい少女テレーザ、妖艶なダンサー、天然な婚約者との四画…

>>続きを読む

DVD(イタリア映画コレクション『にがい米』)にて鑑賞。1930年代のデ・シーカは、舞台、映画、そしてラジオと喜劇役者として活躍してきたのだけど、イタリアが参戦した1940年ごろに転機が訪れる。戦争…

>>続きを読む

 イタリア映画3大巨匠の一人(4大巨匠と言ったりもするらしいが、巨匠に変わりはない)ヴィットリオ・デ・シーカの傑作ロマンティックコメディ。
 『くつみがき』『自転車泥棒』『ウンベルトD』などのネオレ…

>>続きを読む
明らかにハリウッドの影響バリバリのロマコメ習作といった感じ。デ・シーカにもこんな時代があったのね。ネオレアリスモな暗さは微塵もないけど、物語の落とし所でハッとさせてくれる手腕の萌芽が垣間見える。
藤見実

藤見実の感想・評価

3.6
借金まみれの女たらしの医者(若き日のイケメンデシーカ)の周りで起こる、かなりてんこ盛りのドタバタ喜劇、面白い。孤児院の描写が全然ネオリアリズム(以前だから)じゃなくて逆に新鮮だったりする。

男盛りで輝く俳優ヴィットリオ・デ・シーカに触れた喜びを多くの方々に報告したい

「金曜日のテレーザ」

現実の視覚的な再現を超えた不思議な喜びを約束してくれる作品がそこに存在する以上、既に数百本、数…

>>続きを読む
排路

排路の感想・評価

-

ネオリアリズモ以前のやつ
風景にネオリアリズモっぽさがないっていうか、ほとんど室内だった。
物語もなんか一回じゃ理解できないし、ぼーっとみてたからアンにゃまにゃーにがどういう作中人物なのかもわかんな…

>>続きを読む

閑古鳥が鳴いている病院を持つ小児科医が借金まみれの状況を打破するため知人の紹介でとある孤児院に勤務することに。
行く先々でのボタンの掛け違いによる悲喜交々を、軽妙な筆致で綴っていくヴィットリオ・デ・…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事