怒りの日の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『怒りの日』に投稿された感想・評価

カール・テオドア・ドライヤー・セレクション Vol.2、にて。

ドライヤーの作品は、例えば一つの確固たる正論で悪なる考えを正す… みたいな勧善懲悪的ストーリーとは真逆のような深淵さを、常に観るもの…

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アンネの視線。夫の死後、マーチンとアンネの霧に覆われた草原での対話、2人のシルエット。
『裁かるるジャンヌ』のジャンヌの火刑よりこっちの火刑のほうが面白かった
ゆず
4.0
なんかすごいの見てしまった…
見る前の自分じゃなくなった感ある。
4.2
ルクスエテルナ引用映画
4.0

女たち、もしくは総体としての女性性が求めるものとは、生命力それ自身であることを、強く象徴的に描いていたように思う。その意味においては、フリードリヒ・ニーチェ(1844 - 1900年)が鋭く洞察し、…

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4.2

恐ろしや魔女裁判。

男たちが、宗教というルールに当てはめて異なるものを排除する理由にしている、と認識していたが、女も加担していたか。
人間全般の排他的な一面が生んだ行為。

アンネは愛し愛されたか…

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5.0

光と影のコントラストがどこまでも美しい画面。
室内の厳格さと密会する屋外の官能的なショットやカメラワークの対比。
愛を知ったあと明らかに可愛くなるリスベット・モビーンにちょっと笑う。
刺繍越しの切り…

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よかった!

細部確認しながらもう一回観たいな。

アンネを演じる女性(リスベト・モーヴィン)の時に無垢に見えつつ、夫に挑戦的な眼差しを見せる表情の豊かさが素晴らしい。対して男側は、憔悴していくアプサロンのように弱さが際立っている。
ドライヤーは長ら…

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