13回の新月のある年にに投稿された感想・評価 - 14ページ目

『13回の新月のある年に』に投稿された感想・評価

面白い
トランスジェンダー女性である主人公の最期の5日間を地獄巡り的に描いていく

話が進むごとに徐々に女性性とアイデンティティを削がれていく様を見ると、物語の開始時点で壊れたレコードのように既に主…

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"78フランクフルト,股間弄られ,リンチ,彼氏,セイウチ化,暴言,別れ,ミキサー車,フロント乗り振い落とし,喫茶店,ガラスタイル,金細工師志望→肉屋→結婚,屠殺場,牛,血抜き,皮剥ぎ,聖歌レコード,…

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ayaco

ayacoの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

年末から見始め年明けになってしまったが最後にとても良い映画納めだったと思う。明けちゃってるけど。


・影と余白の使い方が美しすぎる 映像もエルヴィンの語りも、とても詩的で文学的な映画
・エルヴィラ…

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Hitomi

Hitomiの感想・評価

3.9

生きるって時に残酷で、間の悪さとかなす術のなさとか、周囲の人間の親切さと同時に存在する薄情さとか、至極リアルなんだけど、この耽美的な世界観は、個々ひとりの人生を芸術に成し得るイマジネーションを与えて…

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hasse

hasseの感想・評価

4.5

演出5
演技4
脚本5
撮影4
音楽5
技術4
好み5
インスピレーション4

「第三世代」に続いてファスビンダー監督作品二作目観賞。
ストーリーは、恋人にフラれたTS(元男、今女)の主人公が、イン…

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性的マイノリティの主人公の最期の数日間をセンセーショナルに描く。

男性から女性に性転換したエルビラ。過去に女性と結婚して娘もいるが、男装して男娼を買うような曖昧な性を生きていた。そんなある日、一…

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えぬ

えぬの感想・評価

5.0

うまくことばにできないけど今観るタイミングでした。彼/彼女のことを第三者が語る。これがファスビンダーの愛人(でいいのか?)に向けられたものならば、今ここにいない人(=過去)をいる人が語ることなのかも…

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もり

もりの感想・評価

4.5
ダンスシーンが楽しい。字幕読むのに疲れる。屠殺シーンと首吊りシーン素晴らしい。
Moeka

Moekaの感想・評価

5.0

「ハンサムなよそ者さん いつか私の世界にきて、そして夢は現実に」。
特別すぎて、自分の中の一番醜い、誰にも見せられない顔でこの映画が好きで、ここに描かれる愛と死と、何度も何度も欠落した気分になっても…

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ツ

ツの感想・評価

3.9

彼女の亡くなる前5日間を描く本作。
この映画はなんだか終始じっとり、間伸びがまあ凄いんですが、あんな時代に自己探求、アイデンティティ、居場所の追求を念頭に放浪していた彼女をそんなに手早く淡々とコミカ…

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