[イワン・ヴァシーリエヴィチ、皇帝になる] 80点
イワン雷帝の即位式から始まるのだが、確かに結婚式や葬式みたいに主要人物全員集合系強制イベントなので、描き方の効率としては中々良い。宗教画みたいな…
過剰ともいえるような陰影表現、遠近法、構図とセット、どの場面を切り取っても絵画になるような油断を赦さないカメラワークなど芸術性に満ち溢れている映画である。なかでも俳優の凝視が印象的で歌舞伎役者の見…
>>続きを読むアマゾンプライムで一部のみ鑑賞しました。
ロシアという国への理解を深めることができます。
周辺国やヨーロッパの大国との攻防は現代と16世紀とで、そう変わらないのではと感じました。プーチンのウクライナ…
イワン雷帝、尖ったお髭がチャームポイント(欠点は残虐なとこ)──『ストライキ』『十月』あたりと比べて様式美の追求が極まっていて、舞台芸術に近づいていた。舞台芸術の演劇的な演技や豪勢なセットはそのまま…
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