[] 70点
1988年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。ストックホルム症候群の例として頻繁に挙げられる、パティ・ハースト誘拐事件についての作品。誘拐されたパティは目隠しをされたままクローゼットに押…
シネマート新宿にて鑑賞🎥
ポール・シュレイダー監督が1988年に作った本作、「新宿ハードコア傑作選」(2025年夏)にて日本の映画館初公開🎞️
この映画、実際に起きた事件を丹念に描いたものになって…
ポール・シュレイダーっぽくないと思ってたが、脚本は別の人だった。
誘拐後のクローゼットのシーンが鮮烈。扉が開けられた瞬間を繋ぎ合わせて行く手法で、彼女の心理状況の追体験と作劇的なテンポを両立させた…
極左テロリスト集団であるシンバイオニーズ解放軍に誘拐された後、そのメンバーとなってしまったパティ・ハーストについて、ほぼ本人の視点で描かれた作品。
前半、テロリスト集団に誘拐後、狭い部屋で監禁され…
『タクシードライバー』の脚本家ポール・シュレイダーは先進国の都市ゲリラたちの破壊活動の大義にはきわめて個人的で未熟な動機が本当は隠されていると考えているらしい。小熊英二は大著『1968年』においてそ…
>>続きを読む2025年劇場鑑賞104本目。
連日二本立ての最終。これは初公開ってことで。ポールシュレイダー監督ってこと以外は何ら情報なく、且つお恥ずかしながら、このハースト事件も知らず(^^)どうなるのかわから…
新宿ハードコア傑作選にて。ポール・シュレイダーらしい部屋の俯瞰ショットやモノローグはあるものの、それよりかはパトリシア・ハースト誘拐事件をパトリシア・ハースト自身の視点から淡々と描いて行く。序盤30…
>>続きを読むImages Courtesy of Park Circus/ITV Studios