アンソニー・マンのバキバキのライトとラストへの盛り上げの演出の上手さ。気まずい車3人並びロードムービーだとか献身的に支えるパットの語りで観客に寄り添わせながらの切なさとか素晴らしいんだけど、なんと言…
>>続きを読む林、波止場、裏町のスムーズな地理的変遷と、都会に近づくにつれてスモークが濃度を増していく過剰さに興奮する。クライマックスの銃撃戦なんて冥界で闘ってるよう。
ジョン・オルトンの代名詞である縦構図もこ…
男臭い映画が多いアンソニー・マン監督による人間ドラマ。
ギャングのボスに嵌められたジョー(デニス・オキーフ)の男としての矜持、パット(クレア・トレヴァー)のジョーへの報われない愛、1人の女性として自…
これ40年代?空間がここまで洗練されてて美しいなと思ったこの時代の映画は初めてだね、いわゆるB級映画で完璧だと思ったものの1つ、そしてノワールで勝ちヒロイン/負けヒロインやってるの本当になんなんです…
>>続きを読むウォルシュのような超絶展開と珍しい女のモノローグ。剥製屋(?)の格闘シーンが一番好き
追記)フィルム・ノワールと三角関係、そして女のモノローグといえば、存在しない女(幻の女!)のモノローグから始ま…
記録。殴り込みに行こうと着替える男と止めようとする女のやりとりを流麗なワンカットでやり、男の決意が揺るがぬとわかった直後にカットを割って、振り向いた女の「いいわよ。行って撃ち殺されてくるがいいわ」…
>>続きを読む人生すぎる…弩級の傑作
目を見張る瞬間しかないとてつもない映画。冒頭の2人のヒロインとの面会場面から切り返しの正確さと瞳の煌めきに一気に引き込まれる。
脱獄シーンの手際の良さも凄い。主人公が車に…