本シリーズの最大の魅力は、各キャラクター同士の距離感の心地よさだと思う。主人公である笠原の恋愛と成長という二軸を中心に、登場人物たちの距離が離れたり縮まったりする。特に上官である堂上と部下である笠原…
>>続きを読む最初に見た時はその奇抜なプロットと言論の弾圧に軍事力を持って抗うというミリタリー要素が面白く感じたが、今見ると寧ろメディア良化法を立法公布出来る日本の民主主義政体に疑問を投げる作品とも取れる。
行…
近未来の日本、時の政権は表現の自由を規制しようと、特殊部隊を使い“有害本”を書店から締め出していた。
一方、表現の自由を守るため、図書館は守備隊を編成、武器を使った戦いが始まっていた。
この設定下で…
原作小説は外伝も含めて全て読んでおり、直近でTVアニメ版も視聴しました。
これは評価の仕方が難しい作品だなと思いました。
1本の映画として見ると全体的なバランスが少し物足りないなと思ってしまいます…
なかなか面白い着想だな、と思いつつも、ペンは剣よりも強し、という観点から、図書館を守るのは武器に拠らない方がいいのではと思ってしまう。ミイラ取りがミイラになる、みたいな感じだ。
話は、1984みたい…
映画版の図書館戦争よりもアニメの方がまだこの世界観が理解できる感じになっていた。
不必要な銃撃戦がないのが良かった。
出版物がなんでも検閲され、表現の自由が奪われた時、人間の創造力は奪われ、きっ…