夢や寂しさ、空っぽな心、様々なものを抱えた人達が渋谷で混ざり合っている。
てらこやはきっとそんな人達の心の拠り所になっていたし、それは大都会のなかたった一人で夢を追いかけていた妃里の支えにもなってい…
そもそも本格的に統合失調症を発症する前から明らかに精神的、身体的に健康ではないし、周りの人間関係もワケのわからない変な人たちしかおらず、どうしようもなく行き詰まっている状況に見える。終始不穏な前半の…
>>続きを読むどこかにいきたいどこにもいけない。何かになりたい何にもなれない。そんな私は何者だ、そんな私は何者だ。
それは普遍的な問題か。紛れもないたった1人の問題か。
紛れて溺れていくあなた。距離を取るしか…
昨年末の「どうすればよかったか」以降、こういう作品も見るようになり、おすすめに上がった同作を鑑賞。
個人的には、心に刺さらなかったです。
監督が故郷に帰った女の子に再び会いに行く理由がよく分から…
もし彼女の実家が貧しくなかったら。もっと文化に触れられていたら。当時の渋谷じゃなかったら。
若い頃のハツラツとした彼女のある意味のイタさが眩しくて、だから余計に苦しかった。のびのび渋谷で歌っていた女…
地方出身、夢追って東京に来たのに統合失調症で帰るという選択肢しかなくなった。辛かったね苦しかったね、と痛切に感じた。短い中で、あまりにも衝撃的な9年後。ゾッとした。
エンディングの歌は解せない。
…
すっかり忘れていたけど、2001年って確かにあった。
そうだ、東京の街はこうだった、と震えるほど思い出した。
孤独を際立てる都会。
その時代の空気感がそのまま映し出されている。
インターネットが徐々…
JyaJya Films