この映画、画面に直接映る介護とか、主人公の選択がとか、そういう話じゃない。社会的に良しとされているクソムシたちをハネケは解体して(愛は記号じゃない生命の感情そのものだから)愛とは当然エゴであり2人の…
>>続きを読むDVDシリーズ第6弾。
今回は老老介護、幸せな暮らしから新たな局面を迎えるフランスで暮らす音楽家の老夫婦を描いた生と死、究極の決断に涙を誘う感動作。
音楽家のジョルジュとアンヌは、高級アパルトマン…
高齢の夫婦が、妻の病をきっかけに静かに崩れていく日常と、深い愛のかたちを描くストーリー。介護の現場で感じる孤独や葛藤、そして愛ゆえの選択――まさに“介護あるある”が詰まっていて、観る人それぞれの立場…
>>続きを読むハネケが私たちの眼球をこじ開けて見せる、老いと尊厳の終着駅。
観終わったあと、あまりの重圧にしばらく立ち上がれなくなる。ミヒャエル・ハネケは、いつも人間の最も見たくない深淵を覗かせてくるが、この映画…
このレビューはネタバレを含みます
愛するひとが老いて病気になってしまうことの悲しさと恐ろしさ。
病床に伏すアンヌの瞳から訴えかけてくるようなものを感じて辛かった。
あえて言葉にはしない感情の表現が素晴らしい。
そしてカメラワークが…
このレビューはネタバレを含みます
エゴと愛の話。泣きすぎて目が痛い。
冒頭で結末を見せられているので、運命の苛烈さを感じる。
車椅子だと振り向くのも一苦労だし、歳をとってると尚更どこに行くのも自分の意思だけでは出来ず、とんでもない苦…
このレビューはネタバレを含みます
これは「愛」という名の、最も美しく残酷な「呪い」の物語だ。
「二度と病院へ戻さないで」
まだアンヌが自分を保てていた頃に交わした、あの切実な約束。それがジョルジュの首を絞め続ける。
愛がなければ、適…
1つ約束して
幸い未遂に終わったと思われる空き巣の錠破りの形跡。この事実が堪えたのか、翌朝の何気ない会話の最中、突如として全くの無反応になった妻アンヌ。すぐに元に戻り、一過性で済んだとは言え、…