久しぶりにハネケ作品が観たくなって2回目の愛、アムール。
多分ハネケ作品の中では1番まともな内容。平和な日常を突然失って、徐々に追い詰められていく様子を夫と妻、人間としてのそれぞれの立場からリアルに…
このレビューはネタバレを含みます
同監督の「ハッピーエンド」を何も知らずに観たが、終盤にこの作品の匂わせがあって観る順番を間違えたことに気がついたのが結構前。
ずっと彩度が低く、画面に動きが少ないが、最初から最後まで恐怖に似た緊張…
このレビューはネタバレを含みます
愛、アムール
・おもろかった。普通の家という画しかほとんど写らないがちゃんと画づくりされていてさすがだった。ハネケの映画はハリウッド的なハイコントラストでもなく人物の顔にも影をほとんど入れないモノ…
75点(100点満点中)
〈脚本〉34/45点
介護する側の苦労、介護される側の“失われていく人間としての尊厳”に対する苦痛がよく伝わる映画だった
〈演出・撮影〉20/25点
監督特有の“意地悪な画…
愛の話。
どうしても愛する妻に生きていてほしいジョルジュと、美しくない自分を見られて、愛する彼の重荷になってまで生きていたくないアンヌの愛の話。
彼がずっと自分の望みとアンヌの望みの中で揺れてい…