ハネケ作品ではおなじみの、冷たさすら感じる俯瞰のショット。思わず身構えるが、拍子抜けしてしまうくらい直球に、画面はパリのアパートでの老夫婦の暮らしを淡々と捉えている。
裕福なリタイア後の高齢者。もと…
ミヒャエルハネケ監督作品。
老夫婦の最期を描いた傑作。
不必要なシーンは撮らない、説明的なシーンも撮らない、ワンカットでできるシーンはワンカットで、などが初期作品以上に徹底されていて、円熟味を感じ…
話したって現状は何も変わらないのだから説明する気も起こらない…この態度には心当たりがありとても共感した。悪夢。パートナーであり、且つ本人が苦しんでいて、自身も日に日に追い込まれていく。その姿は悲しく…
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淡々とリアルを映している感じ。
見応えはすごくあった。
オバアが可愛い感じかと思ってたら全然そんなことなかった。
二人とも音楽家でプライドは高い感じ。
だからゴロゴロ転がって結末に落ちていく感じ。
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トランティニャンがめっちゃ老けていてびっくりしましたが、エマニュエル・リヴァってだれやと思って調べたら「ヒロシマ・モナムール」でびっくりしました。
短い時間で介護の苦労を描くのは難しいのでしょう、…
このレビューはネタバレを含みます
老々介護の映画。悲しいオチで終わる。(冒頭でオチは明示されてはいたが。)動けないだけならまだしもまともにコミュニケーションも取れなくなると辛くなるのもまぁわかる。とはいえ殺すこたぁないだろうと思う…
>>続きを読む音楽家を引退し、パリに穏やかに暮らす老夫婦のジョルジュとアンヌ。ところがある日、妻のアンヌが突然発作を起こし脳梗塞である事が発覚。手術も失敗により半身不随となったアンヌを一人で介護し続けるジョルジュ…
>>続きを読むパリの高級アパルトマンで静かに暮らす老夫婦の愛と日常を描いている。妻が病に倒れ、手術が失敗して半身不随となり、夫が自宅で彼女を献身的に看病する姿を浮き彫りにする。この映画は、老夫婦の深い愛情と介護の…
>>続きを読む映画は唐突と終わって、あまりの余韻が
大きいので、もう一度冒頭に振り返ってみた。あの家の何処かにジョルジュも眠っていたのかなと感じると何だか切ないね。
老々介護は愛の絆が表面化するある意味喜び..…