老老介護や見守る親族、そして誰もが訪れる死について、観た人それぞれが様々な立場や角度で感じるものがある作品だと思う。オーストリア、フランス、ドイツ合作の映画ということで、ハリウッド映画にはない良い意…
>>続きを読む永遠の日本の課題、老老介護…
平野啓一郎さんが「人の死に方は、どんな人であってもその人の人柄として強く印象に残る。」と書いている小説を読んだことがある。
病によって人格が変わり卑屈になった性格を…
同監督の「ハッピーエンド」を何も知らずに観たが、終盤にこの作品の匂わせがあって観る順番を間違えたことに気がついたのが結構前。
ずっと彩度が低く、画面に動きが少ないが、最初から最後まで恐怖に似た緊張…
愛、アムール
・おもろかった。普通の家という画しかほとんど写らないがちゃんと画づくりされていてさすがだった。ハネケの映画はハリウッド的なハイコントラストでもなく人物の顔にも影をほとんど入れないモノ…
私には理想的とはとても思えなかったです。むしろ衝撃的かつ悲惨な終わり方だと思います。妻は苦しんで亡くなり、夫もまた悲しい最後が暗示されています。
確かに最初に病院を拒んだのは妻ですが
その時点では自…