生きるって何だろうと改めて考えさせられた。
少子高齢化が進む先進国では積極的に見られるべきだと思う映画。
この映画を最後まで夫婦の恋愛物として見られるほど成熟した精神を持っていないので、面白さを感じ…
避けて通りたい問題を突きつけられた思い....
淡々とした描写だけど、迫る何かが映像に映し出されてる。最初の仲睦まじい様子からの落差にまず胸が痛くなる。
それから結末までずっと胸は痛いけど、あの夫婦…
愛アムール、人は愛を買い被る
見終わって何年も経つのに
何度も思い返して、その度に考える。
とても憂うつになり、
その後開き直り
その後言い訳を探し
また憂うつになる。
平和な国に暮らすはずの人…
ファニーゲームと白いリボンくらいしかろくに観た記憶がないのだけど、とても静かに、とても壮絶な絵を写す人なんですね。
ある程度の年齢になれば多くの人が直面する問題で、日本でこのテーマやったら泣かさずに…
実は初ハネケさんの作品でして、なんとなくドロっとした気持ちになる鬱映画作る人なのかな?とか勝手にイメージしてました。
でもなんか理不尽さとか嫌味っぽい感じとかあまり感じなくて、ちょっとイメージと違っ…
このレビューはネタバレを含みます
伏見ミリオン座でのリバイバル上映で劇場鑑賞
タイトルの「愛」と作品の中身を見比べて、改めて本当に素晴らしいと思いました
ただ老々介護の過酷さとそれでも無償の愛を貫く夫婦を描くような、そんな安い作品…
見終わったあと、冒頭のシーンの意味がやっとわかった。
はじめて、DVDで前半を思わず見返してしまった作品。
人を愛するということはどういうことなのか、脚色なしでリアルを語っている感じが新鮮だった…