広義の意味での政治の本質に鋭く迫った、とてもスリリングな映画だった。
国政や地政に限らず、集団の目標や方針を定める行為として、政治を広く捉えるなら、ある程度の規模の会社に勤めていたり、またはそうし…
当時(2013年)観た時のレビューです。
スピルバーグ監督ということで、気になっていた作品「リンカーン」をやっと観た。
みんなの感想を見ると、やはり難しい言葉が多いせいか、理解しがたい、眠くな…
博識ではないので、政治の仕組みやリンカーンの考えにはイマイチ理解できておらず、釈然としないまま終わってしまったが、出演者の演技は凄まじく光るものがあって、びっくりした。リンカーンに関しては、見た目も…
>>続きを読むダニエル・デイ=ルイスの作品にはこれまで深く触れてこなかったが、今作『リンカーン』を観て、彼がアカデミー賞主演男優賞を史上最多タイで受賞している理由がほんの数秒で理解できた。
言葉数は決して多くない…
南北戦争の実際の戦場とは異なる「政界での戦場」を見せてくれる。北部でも奴隷解放に対しての疑問、南部の軍事力で圧倒される北部軍、息子の出征など大統領としての一面だけでなく、リンカーン個人としての心情が…
>>続きを読むリンカーンという人物を知る、お勉強じゃないけどそんな心構えで鑑賞。
歴史的な決断とも言える奴隷解放宣言。
その裏側を余すことなく魅せてくれた。
作りとしては地味でスピルバーグ映画とは
思えないほど説…
肖像画すらまともに注視した覚えはないのに、どう見たってリンカーンとしか思えない。知性とユーモアと優しさと不器用さと頑なさ、そりゃあ人気になるよ。
議会劇(そんな言葉があるのかも分からない)という非常…
豪華すぎる製作陣&取り組むテーマの巨大さに対して、あまり顧みられていないと感じる作品。もちろんいい映画です。
南北戦争の発端の一つである、黒人差別問題について、生々しすぎる当時のアメリカ民の本音を…
思った以上に話がディープで何の目的で実際何してるかもいまいちよくわからないまま終わってしまった感があった
一通り当時の歴史的背景や政治的事情を知っていることを前提としたアメリカ人に向けた映画かなと思…