ラストの雪をバックにしたナレーションがあまりにも心地よすぎて、エモすぎて、何度も繰り返し見ていた。詩の朗読、ピアノ演奏、ダンス、晩餐会、などドラマティックな出来事はさして起こらずたわいもない場面が続…
>>続きを読む『雪が宇宙のなかをしんしんと降りそそぐのを、そして、すべての生者たちと死者たちの上に、最後のときが到来したかのように、しんしんと降りそそぐのを耳にしながら、彼の魂はゆっくりと意識を失っていった。』(…
>>続きを読むアンジェリカヒューストンがオーリムの乙女に耳を傾ける姿は信じられないほど美しい。
また、むかし尊敬する先生が、女はそうではないが、男は選ばれる必要があると言っていたことを思い出した。
これ程の傑…
雪の降りしきるダブリンはクリスマスを迎えていた。
モーカン姉妹とその姪メアリーの主催する舞踏会に今年も常連客が大勢顔を揃え、その年の終わりを締め括ろうとしている。
メアリーのピアノ演奏、老嬢ジュリ…
他の方のレビューがすげーかっこよい!!
バベットの晩餐会が俺は好きすぎて、なんとも。乗れなかったな。
ラストのナレーションは非常に共感できる。
余韻が心地よい。
人が集まって去っていく。それだけ…
暖かい響きのアイルランドの英語、少しずつ噛み合わない人々が集いながらもつつがなく進行されゆくクリスマスパーティーと群像劇、そして全ての上から深々と降り積もり、無常感溢れる雪の描写。何をとっても大好き…
>>続きを読む小さなパーティでの歌やダンス、食事と会話の様子が描かれている。本編の大部分でお世辞や阿諛追従、調子合わせのおしゃべりが続くので、みていてやきもきさせられた。宴の賑やかさのあとに訪れる寂寥感がよい対照…
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