異様に物持ちのいい女の子。マフラーとサンドレスと帽子。窓、窓、窓。
何もかもしっくりくる完璧なシーズンは決して訪れなくて(本人はそう信じていても)
寂しさを埋めたくて必死だったであろうセシルカット…
空間を捉えたくて、と建築家を志す理由を話すカミーユの横顔。無自覚にも愛の喪失による余白を埋めたがっているかのような台詞が忘れられない。恋なんて本当にどうしようもなくて、再演しようにもどうにもならない…
>>続きを読む懐かしいから、なんてきれいな言葉で自分に嘘をついて別れた人にもう一度会ってもいいことなんておそらくない。でも、わかっていても、それでもなかなか さよなら 出来ないのが初恋なのかもしれない。
思い出…
わたしはとにかくミア・ハンセン=ラヴの映像が好き。繋げたというより、撮ったものを「置いていった」ような映像。2人の間に生まれる「情」に身を任せ、物語が作りあげられていく。あくまで客観的な視点を保って…
>>続きを読むきっといつかは忘れるんだろう
愛してる、では足りなかった想いも
飽きずにからだを重ねたあの部屋も
永遠を見た気がしたあの夏も
たかが15歳の淡い初恋
今もこの胸を締めつけるのは
あなたの事だけだ…
繊細っぽく描けばイイってもんじゃない。
精神的に成長しなかった人々。ヒロインのカミーユは初恋をこじらせたってことなんだろうけど、これだけ誰一人成長しない話なら、わずか半年か一年程度の出来事にすべき。…
「グッバイ・ファーストラブ」 Bunkamura での青春映画特集上映にて。
彼に依存しすぎて失恋したあと、建築の勉強をして自立。そのあと再会してヨリを戻したかと思ったら色々あって...
これも…