プッシャー完結編。このシリーズは大きな流れがある三部作ではなく、「誰もが大きなカネと人の連鎖の中で生きている」のだと三人の人生を通して描いたシリーズであった。
誰もが誰かにお金を借りて、お金を貸して…
エクスタシー、人間の血抜き、老いたミロ。
1作目を超えるのはどのシリーズでも難しいんだろうな〜と思いつつも、自分的には満腹感があるシリーズでした!
今作はなかなかゴア描写も多く苦手な人にはかなりキツ…
"なぜこんな話をするようになった"
"パパが始めたのよ"
"まだ死んでないぞ"
"俺に任せろ"
【STORY】
1,2作目にも出ていた麻薬王ミロが、老いて人生にあがく、シリーズ第3作。
…
3作品の中では
一番グロい内容やったね
キチンと続きにはなってて
起きる事全部悪い方向に行くんやけど
雑さも一番感じたかな
何やかんや言って
1作目を越えるんは
難しいですね
でも結果3作品全…
マーク数が3までくるとガッと減ってしまっていますが、レブン監督の作家性がシリーズを通して磨かれていくシリーズ。
何となく犯罪モノのシリーズから腕を上げていく感じが、Vシネから成り上がった監督っぽいな…
このレビューはネタバレを含みます
ミロが渋かった。最後の暴力描写、解体シーンはちょっとやめてというエグさだったな(笑)後は、せっかく買ってきた魚のフライ捨てるところ娘よ待てという感じで印象に残った。ミロがヤクにまた手を出してしまうと…
>>続きを読むラストはミロの物語。かつての麻薬王も娘の25歳の誕生パーティーに大奮闘パパ。でもやっぱり闇取引のしくじりに収拾がつかなくなって…終盤まさかの強烈ゴア・シーンに驚喜。老いの悲哀が滲むZ.ブリックの素…
>>続きを読む『プッシャー』と『プッシャー2』では主人公達を貶めるぐらいイケイケなプッシャーだったミロが哀愁漂うぐらい人間臭い魅力を醸し出している。 このシリーズ共通しているのはプッシャーの末路は踏んだり蹴ったり…
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