台湾の山奥に暮らす原住民「セデック族」とそれを統治する日本との間でおこった「霧社事件」を元に作られた映画。
狩猟民族であるセデック族は対立する相手の首を狩ることで真のセデック「セデック・バレ」へと…
日本の統治下にあった台湾の山村で実際に起きた事件を、骨太なストーリーとモダンで流麗なカメラワークで見せる傑作。本作が世に出るまで、どれだけの人が霧社事件を知っていただろう?かく言う私も、恥ずかしなが…
>>続きを読むとても難しい映画だ。この映画で描かれているのは、原住民たちの「信仰」と日本軍の「文明」との戦いである。どちらが正しいとか、間違っているとか一概には言えない。なぜなら、私たちの今の生活は知らずのうちに…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
セデックたちは血の儀式として敵の首狩りをする事で、成人となり、死後成人のみが虹の橋を渡って安寧を得ると言う。それで無謀とも思える決起に至るのだが、これはお国の為に特攻した話だったり、死後72名の処女…
>>続きを読む@キネカ大森
台湾統治時代の抗日運動「霧社事件」を描いたこの作品の前半部分。恥ずかしい事にこういった事があったとは知らなかった。映画の前に出てくる言葉の解説をしたのも納得。セデック族が野蛮だとか日本…
赛得克•巴莱:太阳旗 导演:魏德圣
セデック族の同じ社の内部、セデック族同士、日本人同士、セデック族と日本人の間の様々な葛藤
異文化の衝突
野蛮と文明の定義の遊離
生と死を前にしたそ…
後半はさらに登り詰めるように話が進む。ゲリラ戦が繰り広げられるのと皆の気持ちの高揚が相互に呼応し合ってすごい事に。大人になったモーナさん(とその他)は抑えてた怒りが大爆発!山で首切ってるだけなのにな…
>>続きを読む2013/4/19:早稲田大学 大隈講堂 “セデック・バレ 第一部 太陽旗(試写)” 1930年、日本統治下の台湾で起こった「霧社事件」を追う長篇二部作・前篇。原住民族の若者と、その部族を追う。成…
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