点数をつけていいのか、ちょっと迷う映画。
死生観を「観念」じゃなく「手触り」で突きつけてきて、観終わったあともしばらく心の中で反芻してしまう。人生って、薄い紙じゃなくて年輪みたいに層があるんだな…と…
~さよなら、いつもあった
「いつもの日々」~
ドキュメンタリーというと、
事実なのだが、
そこに「見られている」 という感覚はどうしても働いてしまう。
カメラが介在してしまうため、
仕方が…
このレビューはネタバレを含みます
号泣しました
画面の中とは言えど、こんなに間近で人の死に直面したのは始めてです。
そしてそれを見ていて、つくづく不思議な感じがしていました。
闘病者の砂田さんが、仕組まれた運命を辿っていること…
このレビューはネタバレを含みます
上手に死を迎えることは難しいと感じる。
私の母も、私が生まれてすぐにステージ4の乳がんを患った。それでも高校三年生になるまで、仕事も家事も育児もやり遂げてくれた。入院中の病室からも、進路を心配して連…
上手に死ぬ。これが出来たら何て幸せだろう。何てかっこいいんだろう。
人は一人で生きてるんじゃない、とか良く言うが、生きる事の延長に死がある以上、死も含めての人生である。
しかし一人では上手に死の瞬間…
映画としてはもちろんのこと、
砂田知昭という1人の人間と、その家族の物語は評価が付けられないぐらい素敵なものでした。この作品に出会えてよかった。
わたしも胸張って幸せだと言える人に
幸せを幸せと気…
とにかくすごい。最後までカメラで撮り続けた監督。いつ峠を迎えるかわからない、一人の男の人生を最期まで記録しようとする試み。そこにはありのままの家族の姿が。やりたいことはいろいろあっても、体がそれを受…
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