キューブリック本人の意向で長らくお蔵入りされた、幻の長編デビュー作。
タイトルの通り、恐怖と欲望。戦争が生み出す2つの狂気。鬱屈とした雰囲気が漂いつつもときにコミカルさが入るのは、キューブリッ…
スタンリー・キューブリックの劇場映画デビュー作。公開当時はそこそこ高評価だったらしいが、キューブリック自身は本作を駄作として思っており、自らフィルムを買い取って封印してしまったという。
確かに単調…
この人生が、
快か不快かだけに集約されていってしまいそうな予感がある中で、
この映画の終盤の粘りに、
むしろもう粘りの段階に入りつつあることを自覚すればするだけのことなお、羨望の眼差しで見つめざるお…
演出・編集ともにキューブリック代表作から見れば未熟な部分も多いが、
戦場という極限状態に置かれた人間の心の乱れを描いた作品
「これはどこの国でも、どの戦争でもない」というナレーションにあるが、
戦争…
※未観賞
【字幕版】
○′13 5/3~単館公開: オーディトリウム渋谷
配給: アイ・ヴィー・シー
配給協力. コピアポアフィルム
スタンダード(1.37:1) B/W
RCAモノラル
DCP …
キューブリックの劇場作品としてのデビュー作。伯父に資金を出してもらうも、制作の経験が少なく低予算で作られたそう。
個人的にキューブリックという補正が入ってるのは否めないが単純に面白かった。
なんと…
のちのキューブリック映画の中心テーマとなる「人間の欲望」がこのデビュー作でも扱われている。性欲、殺人、自殺など戦争によって暴かれる人間の本性である。
ただ、監督自身が長年封印していたようにこの…