恐怖と欲望に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『恐怖と欲望』に投稿された感想・評価

戦場で起きた小さな出来事の中に狂っていく人間をまざまざと見せつけるキューブリック節。
スタンリー・キューブリック監督作品。監督の長編処女作として気になっていたこちらを見てみた。
まず本作は架空の戦争…

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DVD📀所有。スタンリー・キューブリック1953年監督作品。ハワード・サックラー脚本。ケネス・ハープ、フランク・シルヴェラ、ポール・マザースキー主演映画。

巨匠スタンリー・キューブリックが、一般に…

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3.7
キューブリックらしい。狂気好きだよなあ。忘れたころに出てくるシドニーが本当に気持ち悪かった。(逆光で姿が良く見えないのが怖い。水面の綺麗な反射が逆に気持ち悪い。)

スタンリー・キューブリックの劇場映画デビュー作。公開当時はそこそこ高評価だったらしいが、キューブリック自身は本作を駄作として思っており、自らフィルムを買い取って封印してしまったという。

確かに単調…

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am52
3.5
「人の声が聞こえる部屋に入ろうとすると、扉のノブが壊れてしまう」
それは紙一重の感情。恐怖に負け狂うか、欲望に溺れ散るか。
この不信と死の狭間の世界。もう、人間に戻ることは出来ない。
余熱
3.4
極限状態で狂っていく人間を恐怖と欲望に焦点を当てて見事に描いている。カット割りなど緊張感を煽ってくる。
話が地味で会話劇が中心で物足りなさを感じる。60分という時間がピッタリだった。

会話劇な戦争映画

表情のアップの多用と心のうちのセリフ
最初は退屈だったが、徐々に見入っていった

陰影のつけかたや集団狂気の描き方など
キューブリックファンにはその後の作品に通じる『らしさ』が垣…

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キューブリックの監督第1作。すでに恐怖と狂気、自己犠牲。目的達成といったキューブリックのキーワードが見え隠れしているのが興味深い。
keita
4.0
戦場の深層心理をシンプルに表現してる

時間的にもプロット的にも一切無駄のない作り

初期作品とは思えないクオリティ

さすがキューブリック
『突撃』と『現金に体を張れ』が好みだからキューブリックは初期なのかなと思ったが、さすがにこいつは初期すぎたか

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