部屋に引き篭もった父親の顔をアップに、外から聞こえてくる音のみで状況を把握させてくる演出が良かった。部屋のドア一枚が親子二人を断絶する。定点のカメラポジションが覗き見のような位置でシンプルな作りだが…
>>続きを読む仲代達也追悼鑑賞その3。
後半は老齢期の仲代達也出演作からセレクト。
監督は2010年代に仲代達也主演で3本の映画を撮っている小林政広。
本作の前に『春との旅』、後に『海辺のリア』を撮っていますが、…
『春との旅』が面白かったので
渋谷TSUTAYAで借りてみた。
家の中、四つか五つの固定されたフレームの中で、言葉と芝居の力で世界が広がり、のめり込んでみた。シナリオがうまいね。芝居が、いい。音が、…
✔️『日本の悲劇』(3.5p) 及び『愛の予感』(3.4p)▶️▶️
脚本家あがりの監督、文学臭強いハイクラスの感じがして、あまり監督作は観てこなかった作家。しかし、今日2本観れて、職人ア…
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20230603 自分用忘備録
ひとりで小林政広ウィーク中。
仲代達矢さんをみる映画でした。名優の名演を堪能。自分にはそれが全てだった。
北村一輝さんはずっと苦手だったし、いまでもいいと思わないが、…
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記録。
以前観て、父の死に様にだけ深い印象を残して記憶に残っている。
自然に死が訪れるのを飲まず食わずで薬も飲まず痛みに耐え寝ながら待つ。という死にかたの選択。暗い気持ちになりながら、それもありかも…
今の日本が抱える“悲劇”が凝縮されていて息苦しいほど切ない。何かを語るようで何も語らない父の背中は経済成長をひたすら追いかけた日本が産み出した“悲劇”といえよう。心の奥に“よしお”がいるオトナが今の…
>>続きを読む松竹株式会社