人魚伝説の作品情報・感想・評価

「人魚伝説」に投稿された感想・評価

小森

小森の感想・評価

5.0
夫殺しの濡れ衣を着せられた海女が復讐に挑む!そこには原発を巡る巨大な陰謀が関係していた。

血飛沫が気前よく出るので、後半は返り血で主人公真っ赤。銛での長回し大殺戮劇は一見の価値あり。
白都真理が全編体張りまくって濡れ場もこなすんだけど、驚くほどエロくない。むしろ怖い。最高。
後に監督がこの映画のロケ地で水死しているというエピソードもすごい。

「殺しても、殺しても、悪い奴らがどんどん湧いてきよる。」
かっけぇ。
UGA

UGAの感想・評価

3.5
やっと観れたATG映画。

主演白都真理の活力がみなぎってる。美しい海女さんから復讐心により変貌した狂人と、前半と後半でまさに別人。ラストの演技は『キル・ビル Vol.1』のユマ・サーマンバリに強烈。終わり方にも魅せられる。古めの邦画では中々お目にかかれないバイオレンス作品だ。

ATG映画まだまだ観たいなあ。
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

4.5
「人魚伝説」
‪ ‪ ‪ 冒頭、スナックで北酒場を歌う男。幻想的な音楽と共に海女が海中に沈む描写。小魚、爆発、陰謀、復讐。髪を切り燃やす…本作は池田敏春が描く壮絶な復讐劇で主演の白都真理がその美貌とは裏腹に鬼と化す。物語は殺人現場を見かけた夫が水中銃で殺され、新妻は濡れ衣を…一体何が起こって‬いるかを調べるべく町の権力者に近寄り、復讐を遂げて行く。本作はATG映画の中では娯楽性が強く見易い…だがスプラッター並みに血飛沫、断末魔と痛々しい場面もある。本作は原爆誘致の為に夫が殺され、こんなくだらない事で殺害され成仏できないねと妻が復讐し夫を成仏させる映画でもある。終盤の陸橋‬での海女対数十人の関係者との闘いを映したシーンの長回し、後退するカメラは凄いの一言。そして駆け付けた警察等を波風、雨を味方にし薙ぎ倒す。そして今海女は人魚になりその村の伝説となる…この映画の画期的な点は不吉の象徴とされる人魚が出現する作風は不幸的な末路を迎えるのが一般的だ‬が本作は真逆…ネタバレになる為これ以上は言及しないが。余談だが曰く付きの作品とされる本作は撮影現場の波切漁港の堤防で池田敏春の水死体が発見された話は有名だ。ご冥福をお祈りする。日本書紀にも記載されてる人魚、それとは異なるが女優 白都真理の笑顔無き表情、滑かに海を泳ぐの姿は神秘的だ‬。この映画何が凄いって夫を殺害され復讐の鬼に変貌した嫁の破壊欲動を剥き出しにし昨日とは、まるで異なる性質に変化した人間を描いていて凄絶だ。クライマックスは地獄絵図で白都真理が血で染まる復讐劇を見せる…
illマン

illマンの感想・評価

4.1
血出る音おもろ
SUP

SUPの感想・評価

4.2
白い服が赤く染まるシーンが、印象的
強烈!権力に対するこれでもかという反骨心が乗り移った白都真理はまさに鬼。

どんな感情であれ、揺さぶられた感情の幅が大きいほど素晴らしい映画だとすれば、この映画は大傑作だ。

このレビューはネタバレを含みます

懐かしき昭和の匂いに満ちた哀愁の復讐劇かと思いきや、クライマックスで腰を抜かしました。まさかこんな展開になるとは。
真っ白な着物が鮮血に染まってゆく戦慄と鬼の形相と化した白都真理の人知を超えた大立ち回りは「伝説の映画」に偽りなし。
そんな狂気の一夜の後に訪れるラストシーンの素晴らしさ。
文字通り人魚と化した白都真理の美しさは「グランブルー」超え。
当然の事をしたまでなのに、それを咎める奴らがいるから、また殺さなきゃいけなくなる、キリがないな
そうして伝説の海の怪物が生まれる
すごい観たかった作品。

「修羅雪姫」もそうだけど女の復讐劇は大好きと改めて思った。原発建設の余波で殺された夫。妻は辛うじて生き残り、夫の親友の計らいで別の島に逃げのびる。夫を失い悲しみに暮れるが、夫の死の真相が徐々に分かり、復讐を誓う。なりふり構わずぶっ刺し殺しまくるラストは圧巻。警察のライトに「眩しいなぁ…」と呟く顔はかつての海女ではなく殺人鬼そのもの。

殺し終わった後、海の波打ちシーンが繰り返されるけど、復讐して殺しても残るのは虚無感だけ、というのを表しているような気がした。

所々、祝・原子力発電所の看板が写されるけど、監督からの反原発のメッセージか。(深読みしすぎ?)
kenny

kennyの感想・評価

3.5
おー…。
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