原作は莫言、映画監督は張芸謀という巨匠二人による作品である。
莫言の作風がしっかりと映画にも反映されていることについて言及しておこう。
84年、ガルシア・マルケスの『百年の孤独』とフォークナーの『…
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高粱(コーリャン)とは中国で白酒(パイチュウ)の原料とされるイネ科の植物。
このコーリャン畑が物語の中で大きな役割を果たす。
1920年代の中国。
18歳のチウアルは親子ほども年の離れた酒蔵の親方…
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コーリャンに染まる赤い大地、歌と酒、父の野生と母の一本気、それらが渾然一体となって民族の遺伝子に組み込まれ、やがて孫世代に神話として語り継がれる。
プロパガンダ的な意見も聞いた事はあるが、そんな事…
久々にバケモンみたいな映画に出会った。一度観たら脳裏に焼きついて離れない映画というのはこういうものを指すのだろう。
倫理の外側にある話を見るのはキツい。日本人であれば目を背けたくなるシーンすらある…
中国を代表する映画監督チャン・イーモウ初監督作品にして代表作。本作はかなり露骨な抗日作品になっており、日本人たる我々から見ると多少眉を顰めざるを得ない描写も少々。酒造会社に無理矢理嫁がされたり九(…
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チャン・イーモウの初監督作だが、最高傑作だと思う
酒蔵に無理やり嫁がされた若い娘と
その娘を強引に奪う粗野な男
古い因習に囚われた世界だが、そこには荒々しい生身の人間たちがいた
むき出し…
ユーロスペースで観て以来の再見。観終わって呆然とした事を覚えている。
前半は民話風の中国のコーリャン畑の病気の夫の家に嫁入りする話が殿山泰司みたいなおっさんに強姦され、そこから酒造り夫婦の話になる。…